柔整ホットニュース

特集

「柔道整復の歴史的背景からみる傷病名(負傷名)見直しの
必要性」(上)

2011/12/06

1970年3月31日(火)
委員長 佐野芳雄君
理事  吉田忠三郎君
衆議院社会労働委員長代理理事 佐々木義武君
厚生大臣 内田常雄君

委員長(佐野芳雄君)
柔道整復師法案を議題とし質疑を行います。
ご質疑のある方は順次ご発言を願います。-別にご発言もなければ、質疑は尽きたものと認めてご異議ございませんか。
[[異議なし]と叫ぶ者あり]

委員長(佐野芳雄君)
ご異議ないものと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
ご意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。-別にご発言もないようですので、討論は終局したものと認めてご異議ございませんか。
[[異議なし]と叫ぶ者あり]

委員長(佐野芳雄君)
ご異議ないものと認めます。
それでは、これより採決に入ります。
柔道整復師法案を問題に供します。本案に賛成の方の挙手を願います。
[賛成者挙手]

委員長(佐野芳雄君)
全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

吉田忠三郎君
私は、この際、ただいま可決されました柔道整復師法案に対する附帯決議案を提出いたしたいと思います。

附帯決議案
1.
将来、柔道整復師は、その施術に当り脱臼及び骨折の患部にエックス線照射をするには、診療エックス線技師の資格を取得し、診療放射線技師及び診療エックス線技師法に基づいて行わなければならない。
2.
柔道整復師の技術研修の充実に関しては、一層の強化を図ること。
 
右決議する。
以上であります。

委員長(佐野芳雄君)
ただいま述べられました吉田忠三郎君提出の附帯決議案を議題といたします。
吉田君提出の附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。
[賛成者挙手]

委員長(佐野芳雄君)
全会一致と認めます。よって、吉田君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
ただいまの決議に対し厚生大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。内田厚生大臣。

国務大臣(内田常雄君)
ただいまご可決に相なりました柔道整復師法に関する附帯決議につきましては、政府といたしましては、その趣旨を尊重して善処いたしたく存じます。