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第3回柔整師会議・第6回保険者会議 開催!
▽とっかかりというのは非常に大事で、認定される制度があれば一番良い。勉強してもらって各柔整師と保険者が個別に契約出来れば一番良い。信頼できる、腕の良い人だけ契約すれば一番良いが、これを一つの保険者でやるというのも非常に難しい。質の良い治療を行なってくれる柔整師を選別出来るのは、どこの保険者も望んでいる。法律上権限の問題、団体の問題等、様々な制約が出てくると思うが、その辺は集約し、こういうイメージがあることを示されても良いのではないか▽実地は各団体が行って、個人でやる場合には行政や試験財団が厳しく行う。今の日本人は組織に入るのが嫌いな人が増えており、身勝手に一人でやって、それが通る世の中、団体の権威が薄れてきたということも起因している▽審査制度を含むかどうかについて私見だが、例えば医科の支払基金における審査は、基本的にはある特定の病気について検査・投薬等が過剰かどうかという基準があり、基本的にはそれを見る。柔整療養費の審査は、そこが違う。例えば、捻挫したら何日間しか治療できません等、以前はあったかもしれないが、実務的に考えると今の審査というのは具体的に「どういう原因で転んだんですか?治療されたのは何処の場所ですか?何日間行かれましたか?」を聞いて、その内容があってるかで審査していく。そういう審査であれば、支払機構で審査をすることは無理だと思われる▽全件で日数が正しいか、負傷した箇所が正しいかについて審査をすることではなく、10件に1件とか絞り込んで行う。全件やる場合、何らかの基準が必要ではないか。医科ではある程度細かい基準があるが、柔整は基準がなく例えば寝違えで、中には3か月4か月、或いは半年延々と行く人がいる。その辺の線引きをする何かがないと、審査するにもしようがない▽神奈川県社団と政管けんぽの審査委員会の審査委員をやって尚且つ行政側の担当者としてやっていた。当時、そこの県で治療したものはその県の社団の審査委員会等でやっていた。審査録を作って、長期が何件ある、その傾向を全部審査録に書く。これは支払基金もやっている。施術録を作れば審査はやりやすくなる。それをやっていない▽全く第三者の機関を作ってもらう方が、良いのではないか▽今の施術料金の体系には大反対で、変えて然るべきと思う。今の料金をやっていたら審査も何もない。最初のうちはともかく、あとは後療料だけ。療養費の枠を考えれば、なぜ負傷したかの原因を一番最初に申請する時に明らかにする。これは柔整に限った事ではない。一番大事なのは応急手当で、切れた折ったヒビが入った、一番疼痛がある時に苦労されるところではないか。そこにはキチンと料金を出して、だらだらやるのは腕がない。回数制限はおかしいが縛りをもって料金を考えていかないと単純に逓減策が増えるだけなのでは?こういう料金体系を使っているのは逆に柔整師の先生が不幸であるetc.