menu

柔道整復師国家試験対策【第12回:一般臨床医学 ―消化器~膠原病疾患編―】

2016/01/16
内分泌疾患
1)
成長ホルモン分泌過剰による疾患を2つ記せ

下垂体性巨人症 末端肥大症

2)
成長ホルモン分泌過剰の原因疾患を記せ

下垂体腺腫

3)
成長ホルモン分泌過剰疾患の分泌が過剰になる時期をそれぞれ記せ

下垂体性巨人症:骨端閉鎖前
先端巨大症:骨端閉鎖後

4)
先端巨大症と下垂体性巨人症の骨変化部を答えよ

先端巨大症:顔面部 四肢末端部
下垂体性巨人症:長管骨

5)
代表的な血液所見を記せ

血糖値上昇、血中遊離脂肪酸上昇、(血圧上昇)

6)
下垂体性小人症の低身長症の特徴

均整のとれた低身長症

7)
下垂体性小人症のX線所見

骨年齢の遅延、骨端軟骨の長期存在

8)
尿崩症とはなにか

抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌障害

9)
尿崩症の発症特徴

突然の口渇、多飲、多尿

10)
尿崩症時の尿の濃度

低張液

11)
原発性アルドステロン症とは何か

副腎障害によりアルドステロンが過剰分泌

12)
原発性アルドステロン症の代表的血液性状

高ナトリウム血症⇒高血圧
低カリウム血症⇒筋力低下

13)
クッシング症候群とは何か

コルチゾルの過剰分泌による障害

14)
クッシング症候群の代表的症状

体型:中心性肥満
顔貌:満月様顔貌  
皮膚:赤色皮膚線状、多毛、
骨:骨粗鬆症
月経:無月経
免疫力:低下
創傷治癒能力:低下

15)
アジソン病とはなにか

アジソン病とはなにか

16)
アジソン病の代表的症状

色素沈着、消化器症状、体毛脱落

17)
褐色細胞腫とはなにか

クロム親和性細胞の腫瘍化によるカテコルアミン分泌過剰

18)
褐色細胞腫の代表症状

頭痛、動悸、高血圧、血糖値上昇などバンバン

19)
バセドウ病とは何か

自己免疫的機序による甲状腺ホルモン分泌過剰状態

20)
バセドウ病の好発年齢

20−50歳女性

21)
バセドウ病の3徴+1

びまん性甲状腺腫、眼球突出、頻脈、(振戦)

22)
バセドウ病の症状について記せ

体重:減少
発汗量:増大

23)
バセドウ病の合併症

甲状腺クリーゼ 周期性四肢麻痺 重症筋無力症

24)
甲状腺機能低下症を2つ答えよ

クレチン病(新生児期から)、粘液水腫(成人期から)

25)
クレチン病の代表症状

低身長(不均整)、知能低下

26)
粘液水腫の代表症状

圧痕を残さない浮腫
徐脈、低血圧、体温低下

27)
橋本病とはなにか

自己免疫的に甲状腺を破壊(抗甲状腺抗体)して甲状腺機能低下

28)
橋本病の代表症状

橋本病の代表症状

29)
副甲状腺機能亢進症とは何か

パラソルモン分泌亢進による

30)
副甲状腺機能亢進症の代表症状

高カルシウム血症⇒骨の脆弱か、結石形成

31)
副甲状腺機能低下症とはなにか

パラソルモン分泌低下による

32)
副甲状腺機能低下症の代表症状

低カルシウム血症⇒テタニー、クボステック徴候、トルソー徴候

 

神経筋疾患
1)
髄膜刺激症状を記せ

頭痛、悪心嘔吐、ケル二非徴候、後部強直

2)
頭蓋内圧亢進症上を記せ

頭痛、悪心嘔吐、徐脈、うっ血乳頭

3)
出血系脳血管障害と梗塞系脳血管障害それぞれの代表的症状を記せ

出血系:激しい頭痛、意識障害を初発
梗塞系:片麻痺、知覚障害、言語障害

4)
脳出血の原因と部位の好発を答えよ

高血圧性脳出血、(次が動脈瘤破裂)、被殻出血(次に視床出血)

5)
くも膜下出血の原因で多いものを答えよ

脳動脈瘤破裂(次いで脳動脈奇形)、もやもや

6)
脳血栓と脳塞栓の発症に違いを答えよ

脳血栓:徐々に発症、症状は段階的、前駆症状あり
脳塞栓:急に発症、症状は100%、前駆症状なし

7)
脳血栓と脳塞栓の発症背景を答えよ

脳血栓:動脈硬化、高血圧、コレステロール、糖尿病、肥満、喫煙
脳塞栓:心臓疾患(心房細動、心臓弁膜症)、不整脈

8)
パーキンソン病の病態を答えよ

中脳黒質メラニン細胞変性によるドーパミン生成不足

9)
パーキンソン病時の振戦の特徴は

静止時振戦

10)
パーキンソン病時の筋トーヌスは?それによる筋緊張の度合い、それによる動作の特徴

亢進、筋固縮、無動寡動

11)
パーキンソン病時の代表的症状(顔貌、姿勢、歩行)

仮面用顔貌、前屈み、小刻み

12)
発症特徴は(両側性?片側性?その後は)

片側発症⇒両側性  ヤー分類

13)
筋萎縮性側索硬化症の病態は

運動ニューロン(一次)障害による筋力低下、筋萎縮

14)
発生し易い年齢は

中高年以降に多い

15)
筋萎縮性側索硬化症における陰性徴候は

筋萎縮性側索硬化症における陰性徴候は

16)
筋萎縮性側索硬化症における陰性徴候は

両側性発症で左右非対称が多い

17)
筋萎縮性側索硬化症を分類し、最も多いのはどれか

普通型、球型、偽多発神経炎型

18)
ギランバレー症候群の病態は

末梢神経に対する自己抗体による脱髄性疾患
⇒ 運動神経、感覚神経障害が出現

19)
ギランバレー症候群発症の特徴は

先行感染を認める(感冒症状や消化器症状)

20)
発症は両側性?片側性?またどこから、また左右差は

下肢から始まる左右差の乏しい弛緩性麻痺
両側性の顔面器麻痺、呼吸筋麻痺

21)
ディシェンヌ型筋ジストロフィー症の病態は

遺伝性に発症する進行性の筋の変性、脱力疾患

22)
ディシェンヌ型筋ジストロフィーの遺伝異常は

X染色体伴性劣性遺伝

23)
ディシェンヌ型進行性ジストロフィーの代表的症状は(3つ)

仮性肥大、ガワース徴候(とはん性起立)、アヒル歩行

24)
重症筋無力症の病態は

運動終板のアセチルコリン受容体に対する自己抗体による骨格筋の脱力、易疲労性

25)
重症筋無力症の代表的症状

骨格筋の易疲労感、脱力感 、眼瞼下垂、複視

26)
重症筋無力症の症状は午前と午後のどちらに強くでるか

午後

27)
重症筋無力症の合併症

胸腺腫

28)
アルツハイマー、認知症の容態は

大脳皮質神経細胞の萎縮

29)
アルツハイマー病や認知症で初期に認められる症状は、その後の症状は

記憶障害、見当識障害 ⇒ 失行、失認、失語

 

 
CMC求人
大会勉強会情報

施術の腕を磨こう!
大会・勉強会情報

※大会・勉強会情報を掲載したい方はこちら

編集部からのお知らせ

メニュー