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柔道整復師国家試験対策【第4回:解剖学のポイント ―内臓器系・内分泌系編―】

2015/05/16
呼吸器
1)
鼻翼部に存在する軟骨の種類と名称

鼻軟骨:硝子軟骨(弾性軟骨とするものもあり)

2)
鼻前庭と固有鼻腔の粘膜上皮

鼻前庭:重層扁平上皮
固有鼻腔:多列線毛円柱上皮

3)
鼻中隔を構成する骨

篩骨垂直板(鉛直板)、鋤骨

4)
固有鼻腔の上壁と下壁を構成する骨

上壁:篩骨(篩板)
下壁:上顎骨、口蓋骨

5)
鼻道の種類と嗅細胞を含む鼻道

上鼻道、中鼻道、下鼻道
嗅粘膜は上鼻道の上壁に存在

6)
鼻腔構成骨を8つ

下鼻甲介、鼻骨、涙骨、口蓋骨、上顎骨、蝶形骨、前頭骨、鋤骨

7)
副鼻腔の種類と開口部

前頭洞:中鼻道
上顎洞:中鼻道
蝶形骨洞:蝶篩陥凹部
篩骨洞:前方群⇒中鼻道、後方群⇒上鼻道

8)
副鼻腔の中で、最大のもの

上顎洞

9)
副鼻腔の中で複数存在するもの

篩骨洞

10)
喉頭軟骨の種類

甲状軟骨 輪状軟骨 披裂軟骨 喉頭蓋軟骨

11)
喉頭軟骨の中で、弾性軟骨のものと、対に存在するもの

弾性軟骨:喉頭蓋軟骨
残りは全て硝子軟骨
対に存在するもの:披裂軟骨

12)
声帯ヒダが付着する喉頭軟骨

甲状軟骨 披裂軟骨

13)
喉頭軟骨の中で最大のもの

甲状軟骨

14)
喉頭筋(声帯筋、発生筋)を支配する神経

迷走神経分枝の反回神経

15)
気管を構成する要素

気管軟骨 輪状靭帯

16)
気管軟骨の形状と軟骨性質

馬蹄形 硝子軟骨

17)
気管の後壁部の名称

膜性壁

18)
気管の交感神経、副交感神経時の反応

交感神経:弛緩
副交感神経:収縮

19)
右気管支の特徴と、左気管支の特徴

右気管支:太く、短く垂直に近い
左気管支:細く、長く水平に近い

20)
異物が流入しやすい気管支

右気管支

21)
左右の気管支から分布する葉気管支、区域気管支の総数

右気管支:3本の葉気管支とそれらから分岐する10本の区域気管支
左気管支:2本の葉気管支とそれらから分岐する9本の区域気管支

22)
左右の肺の葉数を答えよ

左肺:2葉  右肺:3葉

23)
肺の圧痕と裂の種類

心圧痕:左右の肺に存在
斜裂:左右の肺に存在
水平裂:右肺にのみ存在

24)
肺の栄養血管、機能血管

栄養血管:胸大動脈分枝の気管支動脈
機能血管:肺動脈

25)
臓側胸膜、壁側胸膜の種類

臓側胸膜:
肋骨胸膜、縦隔胸膜、横隔胸膜
壁側胸膜:肺胸膜
胸膜で覆われない部分:肺門部
※ 壁側胸膜と臓側胸膜の間に胸膜腔が存在

26)
縦隔の説明

胸腔内で、前方を胸骨、両側を肺(肺胸膜)、下方を横隔膜、後方を脊柱で囲まれた腔所

27)
縦隔に存在するもの

心臓、胸大動脈、食道、奇静脈、胸管、交感神経幹、気管

 

泌尿器
1)
腎を包む膜の種類、その内、副腎をともに包むもの

内側から、線維被膜、脂肪被膜、腎筋膜(ゲロータ筋膜)
線維被膜以外は、副腎も共に包み込む

2)
左右の腎の位置関係

th10〜L2の範囲に位置し、肝臓がある為に、右の腎臓は左より低い位置にある。

3)
腎の後腹壁への固定性

脂肪に覆われている為に緩い(固定性は良くない)

4)
腎門を通過する管を前方から順序

腎静脈⇒腎動脈⇒尿管

5)
腎洞に存在するもの

腎杯、腎盂(腎盤)

6)
ネフロンの構成要素

糸球体、ボーマン嚢、尿細管(近位尿細管、ヘンレの係蹄、遠位尿細管)

7)
腎小体を構成するもの

腎小体=糸球体・ボーマン嚢

8)
腎小体の存在部位

腎皮質

9)
ヘンレの係蹄の存在部位

腎髄質

10)
被蓋細胞の別名と存在部位

別名:タコ足細胞  ボーマン嚢に存在

11)
糸球体の血管の種類

毛細血管

12)
糸球体の前後の血管

輸入細動脈⇒糸球体⇒輸入細動脈

13)
弓状動脈、葉間動脈、小葉間動脈の存在部位

弓状動脈:腎皮質と腎髄質の間
葉間動脈:腎髄質
小葉間動脈:腎皮質

14)
腎内循環における特徴

腎動脈から腎静脈の間に毛細血管を二度経由する

15)
尿管の上皮

移行上皮

16)
尿管の生理的狭窄部位

尿管起始部、総腸骨動静脈交叉部(小骨盤腔入口部)、膀胱壁貫通部

17)
尿管と交叉するもの

総腸骨動脈、総腸骨静脈、精管

18)
  膀胱三角の頂点を成すもの

左尿管口、右尿管口、内尿道口

19)
膀胱三角の特徴

いかなる場合も粘膜が平滑
⇒膀胱は収縮すると粘膜にヒダが形成されるが、最大限に収縮を行ったとしてもこの三角部にはヒダが形成されない

20)
膀胱壁の筋層構造

3層構造(内層:縦走筋、中層:輪走筋、外層:縦走筋)

21)
内尿道口周囲で発達する平滑筋の名称

膀胱括約筋(生理では内尿道括約筋と呼ぶ)

22)
尿道の4区分

壁内部(膀胱壁の部分)
前立腺部(前立腺貫通部)
隔膜部(尿生殖隔膜貫通部)
海綿体部(尿道海綿体貫通部)

23)
壁内部と隔膜部にある括約筋名と筋の種類

壁内部:膀胱括約筋
隔膜部:尿道括約筋(内尿道括約筋)

24)
射精管の尿道への開口部

前立腺部の精丘に開口

 

 
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