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(公社)日本柔道整復師会 第35回関東学術大会群馬大会 開催

2013/03/16

一般公開講座では医療法人社団善衆会 善衆会病院理事長・院長木村雅史氏による「膝と腰の痛み ―その病態と治療―」と題した特別講演が行なわれ、多くの症例画像やスライドを用い【慢性疼痛】【膝スポーツ障害】【ロコモティブシンドローム】などを中心にわかりやすく解説。ロコモティブシンドローム予防のための簡単な【ロコモーショントレーニング】の説明を行なうなど、聴講した柔道整復師達は勿論のこと、一般参加者の満足度も高い素晴らしい内容の講演となった。

 

一般公開講座後にはメインホールにて(公社)日本柔道整復師会・保険部介護対策課春原博氏細野昇氏による「『柔道整復師と介護保険』~接(整)骨院と相乗効果が望める介護サービス事業~」と題したセミナーが行なわれ、【地域支援事業への参画について】【接骨院を行ないながらデイサービスを行なう方法】など、介護保険を用いたサービス事業モデルについて詳細な情報提供が行なわれた。

 

昼食休憩を挟んで行なわれた研究発表では、本学術大会の座長団長である(公社)埼玉県接骨師会・阿部一会長からの座長・副座長の紹介の後、各県の代表者によって発表が行なわれた。7つの研究発表のうち4つが超音波画像観察をテーマとした発表であり、柔道整復師の超音波画像観察装置による検査が浸透してきている印象を受けた。

閉会式では研究発表を行なった7人の会員に対し萩原正会長より表彰および記念品贈呈が行なわれ、来年度の関東学術大会を担当する(公社)山梨県整骨師会・向山一夫会長の閉会の辞をもって、(公社)日本柔道整復師会第35回関東学術大会群馬大会が閉会した。来年度の関東学術大会はパイプオルガンで有名な山梨県南アルプス市の桃源文化会館で開催される予定である。

 

「研究発表」

「上腕骨骨幹部骨折の1症例」
   千葉県         小谷   清
「超音波画像観察装置を使った治療観察について」
   山梨県         手塚善雄
「舟状骨骨折と第5中足骨骨幹部螺旋骨折の固定法の一考察」
   神奈川県      村上   正
「膝蓋骨横骨折の固定肢位角度の一症例」
   栃木県         小藤安紀
「プライマリケアと超音波観察」
   茨城県         種村高之
「超音波画像観察装置による腓腹筋内側頭肉離れの経過観察」
   埼玉県         柳沼雄一
「第5中足骨基部骨折テーピング固定法」
   群馬県         家中周作

 

 

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