柔道整復師と介護福祉【第17回:地域医療ビジョン概要】
2016/03/16
4. 国民会議での議論
2007年、内閣総理大臣福田康夫により、社会保障政策を広く討議する有識者会議の設置が提唱され内閣の指示を受け、2008年1月25日の閣議決定によりこの会議が設置されております。
会議の構成委員
会議は有識者が務める委員により構成され、内閣総理大臣が会議を開催します。
会議では、委員だけではなく、関係者への出席を求めることができるとされ参加者は流動的です。
社会保障会議の本会議には内閣総理大臣をはじめ厚生労働大臣や内閣官房長官ら国務大臣が出席。本会議の下には3つの分科会が置かれ、それぞれが、雇用と年金、医療や介護と福祉、少子化とワーク・ライフ・バランスについてより専門的に議論されております。
5. 地域の実情に合わせた地域医療ビジョン
2次医療圏ごとの将来人口推計
65歳以上の人口増と75歳以上の人口増の差異では、前者は62.6、後者は147.9の高齢者人口増、逆に人口減少にともなう町の消滅も危惧されております。地域の実情に合わせた計画が大変重要になります。