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柔道整復師と介護福祉【第8回:多職種連携と柔道整復師の役割】

2015/06/16
多職種連携の好事例
あおぞら診療所

あおぞら診療所では、従来より在宅医療・地域医療を推進するために地域の様々な事業所と多職種連携を実践されています。平成23年より、厚生労働省から受託した在宅医療連携拠点事業では、地域全体の在宅医療を支える多職種との連携の強化、顔の見える関係づくりを目指した多職種合同カンファレンスを継続開催。カンファレンスは、100名~150名規模の多職種からなる医療福祉従事者を対象に行っています。(参加職種は、医師、歯科医師・歯科衛生士、薬剤師、看護師、理学療法士・作業療法士、医療ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、地域包括支援センター・在宅介護支援センター職員、市役所職員等)。

 

柏市プロジェクト

多職種連携事業会議
在宅医療を支える多職種の役割と連携について、在宅生活を支える多職種プレゼンテーション、摂食・嚥下障害の基礎知識とその対応 柏市における在宅での口腔ケア、在宅での褥瘡ケア、在宅での栄養管理、特区の趣旨と概要について、柏市における訪問リハビリテーション、柏市における医療・介護連携モデル 退院時共同指導~病院とかかりつけ医との連携~ 在宅療養における看取り事例についてカンファレンスを行い地域のネットワークを構築しています。

 

横須賀在宅療養連携事業

多職種合同カンファレンス

多職種合同カンファレンス

 

仙台往診クリニック

在宅医療連携拠点事業 つながライン

在宅医療連携拠点事業つながライン

 

 

多職種連携と柔道整復師の役割

今後の在宅医療推進に伴う連携には、医療介護連携はもちろんのこと、地域資源との連携は欠かせない。協業して地域を支援するためには、病院機能と同様なチーム医療体制がなされなければ、在宅医療の広域的な普及促進は実現できない地域が存在するでしょう。在宅復帰後、在宅生活支援としてリハ職との連携は柔道整復師にも課せられた課題であり、先駆的に活動されている柔道整復師は、介護支援専門員として実現している現状があります。

生活機能の改善と身体機能の改善支援は、今後市町村事業に移行される日常生活総合事業で多種多様なサービス体系の一環として実現するかもしれません。今後は、地域包括支援センターとの連携により、認知症施策、介護予防施策ひいては在宅医療を支援する担い手として、地域医療全面的に支援役割が我々ライセンス所得者に期待するところです。

 

 

 
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