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第3回柔道整復師団体情報交換会開催される

2016/09/08
出席者からの意見
  • A団体

プラス改定になったのはいいことだと思うが、今回の改定が決まったのなら、では2年後に向けてどうすべきなのか等、今後の展開について考えていくべきではないか。

  • D団体

施術管理者の要件強化は利権が絡むのではないか。3年間の実務経験を終えたのちに、誰が施術管理者として認定をするのか。受領委任をしていいと誰が認めるのか。

  • M団体

プラス改定は良かった。しかし今後の業界を考えると、保険者等の意見を飲むところは飲んで、認めさせるところは認めさせるということが必要ではないか。骨折や脱臼の整復料等が上がっても、医師の同意が取れなくては問題だ。このような場で制度改革についても話し合っていくべきではないか。

  • A団体

専門委員会ではいつも以上に保険者から厳しい意見が上がり紛糾していたが、施術者側からは業界を代表する立場として、じゃあ医師の治療は必ず効果があると証明出来るのか?柔道整復の施術は効果がないと証明出来るのか?といった意見が出なかったことが残念。効果があるから料金が支払われているんだと主張して、もっと本気で議論を戦わせてもらいたかった。

  • Z団体

プラスは評価できる内容だと思うが、柔道整復師と保険者は歩み寄れずにいる。それに対して現場の人間はどのような立場で向き合っていけばいいのかということについて、もっと具体的な意見が聞けたら良かった。

 

これらの意見を受け、近藤氏は〝業界として一体化しなければ何もできない。そのために連合会ができた。様々な意見ができることが重要であり、こういった場に参加して意見を積み上げていって、一緒に作っていくのが連合会の役割だ〟と議論を交わすことが重要であると述べた。

田中氏は〝柔道整復師の施術によって患者が治って、怪我をしたらまた来てくれるというのが一番のエビデンスだろう。医師の同意については、今後話し合いのテーマになっていくと思われる。ひどいケースでは柔道整復師にかかっていたら整形では診ないというところもあり、患者のための制度ではなくなってしまっている。今後もご意見を伺い、次回検討専門委員会に生かしていきたい〟と締めくくった。

 

 
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