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名古屋市内の接骨院広告の95%が違法、県柔道整復師会調査

2019/04/15

中日新聞によると、接骨院や整骨院で、法律で記載が禁じられている料金や効果をうたった違法広告が横行しているとして、愛知県柔道整復師会などが実態調査したところ、名古屋市内の計114カ所のうち、正しい表示をしていたのは約5%の6カ所にとどまることが分かった。

調査は、県柔道整復師会や健康保険組合連合会愛知連合会(健保連愛知)などの担当者が昨年12月~今年1月、屋外看板やチラシを調べたところ、約95%で何らかの違反があり、7割の接骨院などで医療機関と誤認させる文言があった。

接骨院・整骨院の看板やチラシの広告は、柔道整復師法で「施術所の名称」「柔道整復師の名前」「施術日」などに限定されている。また、健康保険適用が認められるのは外傷が明らかな打撲や捻挫、骨折や脱臼の応急手当てなどに限られるが「骨盤矯正」「冷え性」「肩こり」などにも広く保険が使えると思わせる表記も半数以上で見つかった。

県柔道整復師会によると、健康被害や金銭トラブルなどの相談も年数十件寄せられているおり、同会などは市に改善指導を求めているとのこと。 市は2018年度から違法な広告などをチェックする立ち入り検査を始めたが、担当者は「施術所数が多く、全ての調査は難しい状況。根気よく指導を続けていきたい」と話しているという。

 

<ニュースソース>
中日新聞(2019/04/14)

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