柔道整復師国家試験対策【第22回:柔道整復学 その2】
2016/11/16
必修問題
- 問題1
- 骨組織が完全に離断される骨折はどれか。
- 亀裂骨折
- 陥没骨折
- 若木骨折
- 骨膜下骨折
>>答えを見る
- 問題2
- 複数骨折はどれか。
- 問題3
- 脱臼の固有症状で誤りはどれか。
- 弾発性固定を認める。
- 関節部が変形する。
- 骨幹軸が変化する。
- 関節窩が空虚となる。
>>答えを見る
- 問題4
- 自家矯正能力が期待できない転位はどれか。
- 短縮転位
- 側方転位
- 捻転転位
- 屈曲転位
>>答えを見る
- 問題5
- 偽関節の発生原因で誤りはどれか。
- 関節包内骨折
- 開放性骨折
- 短期間固定
- 持続的圧迫力
>>答えを見る
- 問題6
- 長期臥床による合併症でないのはどれか。
- 沈下性肺炎
- 脂肪塞栓症
- 尿路感染症
- 廃用性萎縮
>>答えを見る
- 問題7
- 骨折の治療法について正しいのはどれか。
- 遠位骨片に近位骨片を適合させて整復する。
- 関節拘縮には徒手矯正運動を行う。
- 原則として機能的肢位で固定する。
- 等尺性運動は固定除去後より開始する。
>>答えを見る
- 問題8
- 徒手整復が最も困難な脱臼はどれか。
- 顎関節前方脱臼
- 月状骨掌側脱臼
- 母指MP関節水平脱臼
- 習慣性膝蓋骨外側脱臼
>>答えを見る
- 問題9
- 関節捻挫の初期処置について誤りはどれか。
- 患部を安静に保持することが最も重要である。
- 関節血腫には圧迫固定を行い吸収を促進させる。
- 循環促進を目的とする為に温熱療法を行う。
- 受傷肢位を制限する肢位で一定期間固定を行う。
>>答えを見る
- 問題10
- 肋骨骨折について正しいのはどれか。
- 第1肋骨に最も多く発生する。
- 直達外力では骨折端が外方に向く。
- 胸郭運動により疼痛が増強する。
- 骨片転位による変形が著しい。
>>答えを見る
- 問題11
- 上腕骨顆上伸展型骨折の後遺症で誤りはどれか。
- フォルクマン拘縮
- 無腐性骨壊死
- 肘関節屈曲障害
- 内反肘変形残存
>>答えを見る
- 問題12
- コーレス骨折の治療法について誤りはどれか。
- 屈曲整復法は高度斜骨折に適応される。
- 手関節軽度掌尺屈位で固定する。
- 固定期間中は手指の自動運動を行う。
- 治療経過中の長母指伸筋腱断裂に注意する。
>>答えを見る
- 問題13
- 肩関節烏口下脱臼で正しいのはどれか。
- 肩関節内転・内旋強制で発生する。
- 三角筋部の膨隆が増大する。
- 肩峰下に脱臼骨頭を触知する。
- 肩関節軽度外転位で弾発性固定される。
>>答えを見る
- 問題14
- 肘関節後方脱臼で正しいのはどれか。
- 肘関節部に過伸展力が加わり発生する。
- 肘関節部は過伸展位を呈する。
- 肘関節の関節包後面が断裂する。
- 肘頭はヒューター線上に位置する。
>>答えを見る
- 問題15
- 肘内障について誤りはどれか。
- 2~4歳の幼小児に好発する。
- 橈骨輪状靱帯が不全脱臼する。
- 肘関節過伸展強制で発生する。
- 前腕回外運動制限が著明である。
>>答えを見る
- 問題16
- 腱板損傷の検査法はどれか。
- ヤーガソンテスト
- トムゼンテスト
- インピンジメントサイン
- ファーベラサイン
>>答えを見る
- 問題17
- 大腿骨頸部内側骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 高齢者の発生頻度が高い。
- 下肢は外旋位を呈する。
- 転子果長が短縮する。
- 骨折部に圧迫力が加わる。
>>答えを見る
- 問題18
- 大腿骨頸部内側骨折の合併症で誤りはどれか。
- 大腿骨頭壊死
- 沈下性肺炎
- 過剰仮骨形成
- 総腓骨神経麻痺
>>答えを見る
- 問題19
- 大腿骨頸部骨折のパウエル(Pauwels)分類で誤りはどれか。
- 遠位骨片の骨片転位により分類される。
- 第1度には楔合型外転型骨折が含まれる。
- 第2度は骨癒合が不良な状態である。
- 第3度では骨折部に剪断力が作用する。
>>答えを見る
- 問題20
- 中足骨骨折について誤りはどれか。
- ジョーンズ骨折は骨癒合が遷延することが多い。
- 直達外力では開放性骨折になることが多い。
- 疲労骨折は第2・3中足骨に多く発生する。
- 第5中足骨基部剝離骨折は長腓骨筋腱の牽引力による。
>>答えを見る
- 問題21
- アキレス腱断裂について誤りはどれか。
- 好発部位は筋腱移行部である。
- つま先立ちが不能となる。
- 足関節の自動底屈は可能である。
- トンプソンテストが陽性である。
>>答えを見る
- 問題22
- 図の検査法で陽性を示す損傷はどれか。
- 内側半月板損傷
- 前十字靱帯損傷
- 後十字靱帯損傷
- 内側側副靱帯損傷
>>答えを見る
- 問題23
- 前十字靱帯損傷の症状で誤りはどれか。
- 前方不安定性
- 関節血腫
- 嵌頓症状
- 膝崩れ現象
>>答えを見る
- 問題24
- 足関節内反し捻挫について誤りはどれか。
- 前距腓靱帯断裂が最も多く発生する。
- 皮下出血班は靱帯断裂を示唆する。
- 前方引出し検査が陽性となる。
- 腓骨筋群の筋力強化が有効である。
>>答えを見る
- 問題25
- 顎関節前方脱臼の症状について誤りはどれか。
- 開口位で弾発性固定される。
- 閉口運動障害が著明である。
- 下顎歯列が前方に転位する。
- 頬骨弓下部に陥凹部を認める。
>>答えを見る
- 問題26
- 肋骨骨折の合併症で正しいのはどれか。
- 自然気胸
- 胸壁動揺
- 漏斗胸
- 肋鎖症候群
>>答えを見る
- 問題27
- 肋骨骨折の治療法で誤りはどれか。
- 整復を必要としないことが多い。
- 吸気状態で絆創膏を添付する。
- 絆創膏は前後正中線を越えて添付する。
- 下位肋骨から順次に上位肋骨を固定する。
>>答えを見る
一般問題
- 問題28
- 骨盤骨剥離骨折の原因となる筋の組合せで誤りはどれか。
- 腸骨綾剥離骨折――――――外腹斜筋
- 上前腸骨棘剥離骨折――――半腱様筋
- 下前腸骨棘剥離骨折――――大腿直筋
- 坐骨結節剥離骨折―――――大内転筋
>>答えを見る
- 問題29
- 骨盤骨折について誤りはどれか。
- デュベルニー骨折の腸骨翼骨片は上外方に転位する。
- 恥骨枝骨折では尿道損傷を合併することが多い。
- 上前腸骨棘剝離骨折は短距離スタート時に発生する。
- マルゲーヌ骨折は患側棘果長が健側に比べて短縮する。
>>答えを見る
- 問題30
- 大腿骨骨幹部上1/3部骨折で正しいのはどれか。
- 大腿骨骨幹部骨折で最も多く発生する。
- 外旋転位には大腿方形筋が作用する。
- 遠位骨片は腸腰筋により屈曲する。
- 斜骨折は整復位固定維持に有利である。
>>答えを見る
- 問題31
- 膝部周辺の骨折について誤りはどれか。
- 大腿骨顆上伸展型骨折の遠位骨片は後方に転位する。
- 大腿骨遠位骨端線離開では膝窩動脈損傷に注意する。
- 脛骨外顆骨折では外反動揺性が出現する。
- 脛骨顆間隆起骨折ではラックマンテストが陽性となる。
>>答えを見る
- 問題32
- 大腿骨外顆骨折で誤りはどれか。
- 関節内組織の損傷を伴う。
- Q-angleが減少する。
- 関節血腫が著明に出現する。
- 膝関節の不安定性が残存する。
>>答えを見る
- 問題33
- 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
- 直達外力では骨軟骨骨折が最も多く発生する。
- 腱膜下骨折では膝関節伸展力が著しく低下する。
- 遠位骨片は大腿四頭筋により延長転位を呈する。
- 徒手整復直後は膝関節伸展位で固定を行う。
>>答えを見る
- 問題34
- 下腿骨骨幹部骨折について誤りはどれか。
- 脛骨単独中下1/3境界部骨折が多い。
- 開放性骨折の発生頻度が高い。
- 直達外力では同高位で骨折が起きる。
- 反張下腿屈曲変形を呈することが多い。
>>答えを見る
- 問題35
- 定型的下腿骨骨幹部骨折の症状で正しいのはどれか。
- 骨折線は前内方から後外上方に走行する。
- 近位骨片は後外上方に転位する。
- 遠位骨折端は内方に位置する。
- 屈側に楔状骨片を有することがある。
>>答えを見る
- 問題36
- 下腿骨幹部骨折の合併症と原因の組合せで誤りはどれか。
- 尖足位拘縮――――――総腓骨神経麻痺
- 外反下腿変形―――――脛骨単独骨折
- 化膿性骨髄炎―――――開放性骨折
- 遷延仮骨形成―――――中下1/3境界部骨折
>>答えを見る
- 問題37
- 下腿骨果部外転型骨折で誤りはどれか。
- 足関節外転強制で発生する。
- 内果剝離骨折が発生する。
- 前距腓靱帯が完全断裂する。
- 開放創は脛骨果部に好発する。
>>答えを見る
- 問題38
- 下腿骨果部骨折で正しい組合せはどれか。
- デュピュイトレン骨折―――腓骨骨幹部骨折
- チロー骨折――――――――脛骨内縁部骨折
- コットン骨折―――――――三角靱帯完全断裂
- ポット骨折――――――――脛骨後縁関節面骨折
>>答えを見る
- 問題39
- 踵骨骨折の合併症について誤りはどれか。
- 腓骨筋腱腱鞘炎
- 外傷性偏平足
- 無腐性骨壊死
- 変形性関節症
>>答えを見る
- 問題40
- 股関節腸骨脱臼について誤りはどれか。
- 患肢は屈曲・内転・内旋位を呈する。
- 大転子部は末梢側に偏位する。
- 殿部の後上方が異常膨隆する。
- スカルパ三角部が無抵抗となる。
>>答えを見る
- 問題41
- 外傷性股関節後方脱臼の合併症について誤りはどれか。
- 変形性股関節症
- 足関節伸展障害
- 大腿骨頭壊死
- 寛骨臼前縁部骨折
>>答えを見る
- 問題42
- 股関節脱臼の治療法について正しいのはどれか。
- 運動療法は股関節内転・内旋運動を行う。
- 大腿骨頭靱帯断裂は整復障害となる。
- 骨頭壊死の予防には早期体重負荷を行う。
- 約24ヵ月の経過観察が必要である。
>>答えを見る
- 問題43
- 習慣性膝蓋骨脱臼の発生要因で誤りはどれか。
- 膝蓋骨高位
- 外顆低形成
- FTA増大
- 下腿外旋
>>答えを見る
- 問題44
- 膝関節前方脱臼について誤りはどれか。
- 膝関節部に過伸展力が強制されて発生する。
- 膝関節過伸展位で弾発性固定される。
- 膝窩動脈損傷に伴う下腿壊死に注意する。
- 膝関節の不安定性を後遺することが多い。
>>答えを見る
- 問題45
- 距腿関節脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 下腿骨果部骨折に伴う外側脱臼が多い。
- 内側脱臼では足部が回内位を呈する。
- 前方脱臼では踵骨隆起が消失する。
- 後方脱臼は足関節伸展強制で発生する。
>>答えを見る
- 問題46
- 定型的胸骨骨折について誤りはどれか。
- 直達外力で発生することが多い。
- 第2肋軟骨付着部に好発する。
- 遠位骨片が後方転位を呈する。
- 疼痛緩和の目的で腹式呼吸を行う。
>>答えを見る
- 問題47
- 胸腰椎移行部圧迫骨折で正しいのはどれか。
- 限局性圧痛が著明である。
- 椎体は楔状変形を呈する。
- 体幹前屈位で固定を行う。
- 脊髄損傷を合併することが多い。
>>答えを見る
- 問題48
- 股関節部の損傷で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 股関節外転位拘縮では患側の棘果長が仮性延長する。
- 弾発股は大腿筋膜張筋と大転子部で生じる摩擦損傷である。
- 梨状筋症候群はL1-L2ヘルニアとの鑑別が必要である。
- 大腿直筋の瘢痕性治癒により尻上がり現象が出現する。
>>答えを見る
- 問題49
- 損傷と疼痛部位の組合せで誤りはどれか。
- 膝蓋靱帯炎――――膝蓋骨下端部
- 腸脛靱帯炎――――腓骨頭部
- 鵞足炎――――――脛骨粗面内側部
- 足底腱膜炎――――踵骨隆起内側突起部
>>答えを見る
回答を見る