柔道整復師国家試験対策【第21回:柔道整復学 その1】
2016/10/16
必修問題
- 問題1
- 疲労骨折の好発部位で誤りはどれか。
- 中足骨
- 脛骨
- 橈骨
- 肋骨
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- 問題2
- 骨損傷の組合せで誤りはどれか。
- 捻転骨折―――――上腕骨骨折
- 陥没骨折―――――頭蓋骨骨折
- 圧迫骨折―――――肋骨骨折
- 若木骨折―――――下腿骨骨折
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- 問題3
- 異常可動性の触知が可能な骨折はどれか。
- 若木骨折
- 陥没骨折
- 亀裂骨折
- 骨膜下骨折
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- 問題4
- 骨折の合併症と原因の組合せで誤りはどれか。
- 過剰仮骨形成――――――血腫の消失
- 関節強直――――――――関節内骨折
- 深部静脈血栓症―――――長期間の臥床
- ズデック骨萎縮―――――交感神経障害
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- 問題5
- 脱臼について誤りはどれか。
- 直達性脱臼では関節突起骨折を伴う場合が多い。
- 習慣性脱臼は外傷性脱臼に続発して発生する。
- 随意性脱臼は本人の自由意思で脱臼が発生する。
- 反復性脱臼は初回治療の中止が原因で発生する。
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- 問題6
- 外傷性脱臼の固有症状で正しいのはどれか。
- 患部の異常可動性
- 関節血腫の出現
- 骨長軸上の変化
- 骨頭の位置異常
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- 問題7
- 脱臼の整復障害で誤りはどれか。
- ボタン穴機構
- 関節包の緊張
- 末梢神経麻痺
- 種子骨の嵌入
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- 問題8
- 小児骨折で誤りはどれか。
- ソルター・ハリスⅢ型が好発する。
- 骨膜は厚く温存される事が多い。
- 骨癒合期間は若年者ほど短い。
- 側方転位の自家矯正は可能である。
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- 問題9
- 長期固定に起因して発生する合併症はどれか。
- 偽関節形成
- 筋萎縮
- 骨壊死
- 阻血性拘縮
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- 問題10
- 骨折整復における牽引直圧法で最初に矯正する転位はどれか。
- 短縮転位
- 側方転位
- 捻転転位
- 屈曲転位
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- 問題11
- 骨折における外固定の目的で誤っているのはどれか。
- 再転位の防止
- 変形の矯正
- 筋萎縮の防止
- 治癒環境の確保
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- 問題12
- 肉離れについて誤りはどれか。
- 筋に圧迫力が加わり発生する。
- ハムストリングスに好発する。
- 陥凹部の触知は重度損傷である。
- 早期の復帰は再発の原因となる。
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- 問題13
- 鎖骨骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力では外1/3部に好発する。
- 受傷時の上肢挙上制限は軽度である。
- 外観上の頚部は健側に傾斜している。
- 腕神経叢損傷の合併に注意が必要である。
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- 問題14
- 上腕骨外科頚外転型骨折で誤りはどれか。
- 肩関節外転位で転倒した場合に発生する。
- 近位骨片は軽度内転位に転位する。
- 整復直後は肩関節外転位で固定する。
- 噛合骨折では整復を必要としない場合が多い。
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- 問題15
- 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
- 骨折部に強力な後方凸の屈曲力が働く。
- 骨折線は後方から前方に斜走する。
- ヒューター線より中枢に肘頭が位置する。
- 内転内旋転位の残存は内反肘の原因となる。
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- 問題16
- コーレス(Colles)骨折で正しいのはどれか。
- 骨折部に背側凸の屈曲力が加わり骨折する。
- 騎乗短縮転位により銃剣状変形を呈する。
- 遠位骨片は方形回内筋の作用で回内転位する。
- 転位高度な場合には屈曲整復法が適応される。
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- 問題17
- 手舟状骨骨折で誤りはどれか。
- 中央1/3部骨折が最も多く発生する。
- スナッフボックス部に圧痛を認める。
- 初期X線像で骨折線の確認が困難である。
- 遠位骨片に無腐性骨壊死が発生しやすい。
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- 問題18
- 中手骨頚部骨折で誤りはどれか。
- 第1・2中手骨に最も好発する。
- 骨折部は背側凸変形を呈する。
- MP関節直角位で徒手整復する。
- 捻転転位の残存は著しい変形を残す。
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- 問題19
- マレットフィンガーで誤りはどれか。
- DIP関節の屈曲強制で発生する。
- DIP関節の完全伸展障害を残す。
- 第Ⅲ型はDIP関節過伸展位で固定する。
- 第Ⅰ型の固定期間は第Ⅲ型より長期となる。
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- 問題20
- 肩鎖関節上方脱臼(完全脱臼)で誤りはどれか。
- 介達外力で発生する事が多い。
- 患部に反跳症状が出現する。
- 突出変形を後遺する場合が多い。
- 烏口鎖骨靭帯が完全断裂する。
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- 問題21
- 肩関節烏口下脱臼で誤りはどれか。
- 肩関節外転・外旋強制で発生する。
- 三角筋部の膨隆が消失する。
- 上腕軸は外転・外旋位を呈する。
- 関節唇損傷は反復性脱臼の原因となる。
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- 問題22
- 前腕両骨後方脱臼で誤りはどれか。
- 肘関節過伸展強制で発生する。
- 関節包後面が断裂して脱臼する。
- 上腕三頭筋腱が索状に緊張する。
- 尺骨鈎状突起骨折の合併に注意する。
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- 問題23
- 肋骨骨折で誤りはどれか。
- 好発部位は第5~8肋骨である。
- 介達痛は診断材料として有用である。
- 多発骨折では胸壁動揺に注意する。
- 絆創膏貼付は吸気状態で行う。
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- 問題24
- 顎関節前方脱臼の症状で誤りはどれか。
- 下顎歯列が前方に突出する。
- 頬骨弓下部に骨頭を触知する。
- 開口位で弾発性固定される。
- 片側性脱臼では頤部が患側に偏位する。
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- 問題25
- 大腿骨頸部内側骨折で誤りはどれか。
- 転倒時に大転子部を強打して発生する。
- 外観上の下肢は内旋位を呈する。
- 踵部からの叩打痛で疼痛を訴える。
- 外転型骨折では歩行可能な場合が多い。
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- 問題26
- 大腿骨頸部内側骨折の合併症で誤りはどれか。
- 過剰仮骨形成
- 大腿骨頭壊死
- 沈下性肺炎
- 総腓骨神経麻痺
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- 問題27
- 習慣性膝蓋骨脱臼の原因で誤りはどれか。
- 大腿骨外顆形成不全
- 脛骨粗面内側偏位
- 内側広筋脆弱化
- マルアライメント症候群
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- 問題28
- 上腕二頭筋長頭腱損傷での検査法はどれか。
- スピード・テスト
- ファーレン・テスト
- パトリック・テスト
- トムゼン・テスト
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- 問題29
- 図に示す検査法で陽性を示す損傷はどれか。
- 外側側副靭帯損傷
- 前十字靱帯損傷
- 後十字靭帯損傷
- 内側半月損傷
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- 問題30
- 足関節内返し捻挫で誤りはどれか。
- 前距腓靭帯損傷が最も多い。
- 荷重時痛が著明である。
- 距骨傾斜角が減少する。
- 再発防止の為に腓骨筋群を強化する。
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一般問題
- 問題31
- 肩甲骨体部骨折で誤りはどれか。
- 直達外力で発生する場合が多い。
- 骨折型は陥没骨折が好発する。
- 骨片転位は軽度である事が多い。
- 肋骨骨折との鑑別診断が必要である。
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- 問題32
- 上腕骨骨折で偽関節の危険性が高い骨折はどれか。2つ選べ。
- 上腕骨外科頚骨折
- 上腕骨骨幹部骨折
- 上腕骨顆上骨折
- 上腕骨外顆骨折
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- 問題33
- 上腕骨外顆骨折について誤りはどれか。
- pull off型は肘関節外反強制で発生する。
- 前腕伸筋群の作用で骨片転位が起きる。
- 回転転位の場合は観血療法の適応となる。
- 外反肘変形は遅発性尺骨神経麻痺の原因となる。
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- 問題34
- 肘頭骨折で正しいのはどれか。
- 幼小児に好発する骨折である。
- 直達外力で発生する事が多い。
- 肘関節の自動伸展は可能である。
- 遠位骨片は上腕三頭筋により転位する。
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- 問題35
- 前腕両骨骨幹部骨折(円回内筋付着部より近位)の遠位骨片の転位に関与する筋はどれか。
- 上腕二頭筋
- 回外筋
- 円回内筋
- 方形回内筋
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- 問題36
- 下肢骨折で棘果長が延長する骨折はどれか。
- マルゲーニュ骨折
- ドベルニー骨折
- 大転子単独骨折
- 上前腸骨棘剝離骨折
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- 問題37
- 大腿骨骨幹部上1/3部骨折の近位骨片の転位はどれか。2つ選べ。
- 屈曲転位
- 伸展転位
- 内転内旋転位
- 外転外旋転位
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- 問題38
- 下腿骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
- 介達外力では屈側に楔状骨片を形成する。
- 定型的転位は近位骨片が前内方に転位する。
- 小児では脛腓両骨骨折が多く発生する。
- 脛骨神経麻痺により尖足位変形が出現する。
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- 問題39
- 下腿骨果部外転型骨折で誤りはどれか。
- 足関節外転強制で発生する。
- 内果剝離骨折がで発生する。
- 前距腓靭帯が完全断裂する。
- 内果部に近位骨折端が突出する。
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- 問題40
- 踵骨骨折の分類で誤りはどれか。
- 骨体部骨折
- 後突起骨折
- 鴨嘴状骨折
- 載距突起骨折
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- 問題41
- 月状骨脱臼で発生する神経麻痺はどれか。
- 正中神経麻痺
- 尺骨神経麻痺
- 橈骨神経麻痺
- 筋皮神経麻痺
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- 問題42
- 中手指節関節脱臼で徒手整復が可能なのはどれか。2つ選べ。
- 垂直脱臼
- 水平脱臼
- 側方脱臼
- 複合脱臼
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- 問題43
- 股関節後方脱臼の脱臼肢位はどれか。
- 問題44
- 股関節後方脱臼について誤りはどれか。
- 大転子が健側に比べ中枢に位置する。
- スカルパ三角内に脱臼骨頭を触れる。
- 繰返す整復操作は大腿骨頭壊死を助長する。
- 神経損傷で足関節伸展障害が出現する。
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- 問題45
- 膝関節前方脱臼について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ダッシュボード損傷で発生する事が多い。
- 膝関節は過伸展位で弾発性固定される。
- 膝窩動脈損傷による下腿壊死に注意する。
- 靭帯断裂による不安定性膝の後遺が多い。
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- 問題46
- 第1中足指節関節脱臼で誤りはどれか。
- 過伸展強制による背側脱臼が多い。
- 定型的では母指がZ字状変形を呈する。
- 開放性脱臼ではMP関節底側で露出する。
- 単純末梢牽引により徒手整復を行う。
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- 問題47
- 損傷と鑑別診断の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 膝蓋骨骨折―――――――分裂膝蓋骨
- 舟状骨骨折―――――――外脛骨障害
- 立方骨骨折―――――――三角骨障害
- 中足骨疲労骨折―――――モートン病
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- 問題48
- 思春期の女性に好発するものはどれか。
- マーデルング変形
- へバーデン結節
- ド・ケルバン病
- デュピュイトレン拘縮
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- 問題49
- アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
- 好発部位は筋腱移行部である。
- 自立歩行が可能な場合が多い。
- 足関節自動屈曲は不能である。
- トンプソン検査法で足関節が屈曲する。
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