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(公社)日本柔道整復師会第45回北海道学術大会札幌大会開催

2016/07/12

指定業者による講演「物理・理学療法の実際と実技」では、ダイヤ工業株式会社・山﨑圭太氏と株式会社エス・エス・ビーの富田孝次氏が講演を行った。

富田孝次氏「超音波画像観察について」と題し講演を行った富田氏は〝超音波画像観察装置の販売を始めて23年が経つが、今のデジタル技術と比べると当時はやはり画質が粗くて、見えるとは言ってもこれで鑑別診断ができるのか、現場では使えないという評価もあった。しかしデジタル技術の進歩は当然超音波画像観察装置にもあり、現在では整形外科の分野でも浸透している。昨年、整形外科超音波学会に出席してきたが、その中でMRIやX線ではなく、超音波によってはじめて知り得る情報があると最近分かったとされていた。さらに月刊誌スポーツメディスンが1年にわたり「スポーツに役立てる超音波画像診断」を掲載したことで、超音波に対する評価が激変した〟として、超音波観察装置での症例画像を見せながら、その有用性を解説した。

 

全発表終了後、発表者に対する表彰が行われ、本大会は盛会のうちに終了した。

 

 

特別講演
脳梗塞と脊髄損傷の再生医療
-医師主導治験による実用化-

札幌医科大学医学部フロンティア医学研究所神経再生医療学部問教授
同附属病院神経再生医療科 教授 本望修

2016・柔道整復と介護保険について
-柔道整復師の地域包括ケアシステムへの貢献-

公益社団法人日本柔道整復師会 保険部介護対策課員

 

会員発表
IP関節捻挫治療において難治リスクとなった3疾患

小林智則(名寄ブロック)

バドミントンによる上腕骨外側上顆炎総指伸筋起始部の考察

上出啓輔(十勝ブロック)

観血療法を免れた骨損傷3症例

明井哲也(札幌ブロック)

腰部捻挫(骨盤後傾)に対する治療の一考察

久米広紀(小樽ブロック)

FAI股関節インピンジメント症候群に対する保存療法の有用性

鋤澤一将(北見ブロック)

歩行アプローチによる外反母趾の改善方法

山本大介(旭川ブロック)

柔整ポータルサービスの可能性

大森勲(札幌ブロック)

室蘭市の介護予防事業(二次予防事業)における柔道整復師の実績について

弭間年文(日胆ブロック)

過疎地域での高齢者外傷の在宅治療

小西尊大(旭川ブロック)

顎関節脱臼
-地域における顎関節脱臼の現状-

寺岡晃子(釧路ブロック)

試合出場を希望する選手のインフォームドコンセント

水野功(函館ブロック)

指導ポイントを限定したスクワットトレーニングがもたらす影響
~姿勢とバランスに重点をおいて~

村田佳隆(函館ブロック)

 

実技発表
環軸椎回旋位固定の整復

油谷秀樹(岩見沢ブロック)

顎関節前方脱臼の整復法

相沼真也(札幌ブロック)

橈骨下端骨折の固定法

中山幸正(北見ブロック)

急性腰痛に対する対処法

井上一幸(日胆ブロック)

腸脛靭帯炎(ランナー膝)へのテーピング

三宅一平(滝川ブロック)

足関節捻挫の後療法
~スポーツ選手の競技復帰を目指して~

北島靖弘(十勝ブロック)

トラクションストレッチの実際

田口哲也(札幌ブロック)

 

学生スライド発表
運動と集中力の関係について

付属北海道柔道整復専門学校 久保田祐也(昼間部3年)

色彩と俊敏性の関係について

付属北海道柔道整復専門学校 高浜祐貴(夜間部2年)

テーピングによる筋力の変化について

付属北海道柔道整復専門学校 高口翔(昼間部2年)

 

物理・理学療法の実際と実技
超音波画像観察について

株式会社エス・エス・ビー 富田孝次

サポーティングシステムメーカーが提案する新たな形

ダイヤ工業株式会社 山﨑圭太

 

 

 
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