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徹底的に柔道整復師【第13回:腕の吊り方 バリエーション②】

2016/11/01

明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦
沖縄統合医療学院柔道整復学科
専任教員 丸山顕嘉

 

①   三角巾を赤点線のように位置し、患者の腕と体幹の間に挟み込む。
頂点を肘側にし、一方の端は下に垂らしておき、もう一方の端は体側から後方へ回す。

②   腕下に垂らして端をめくり返して、患側の肩に回す。

③   患側の肩で端を結ぶ。
この時、患肢が体幹に密着するように、三角巾に張りを持たせた状態で結ぶ。

④   頂点を患側の肘を包むように、留め結びをする。

⑤   完成

この三角巾法の特徴
本来であれば、健側に結び目をもってきて健側肩に上肢の重量を保持するが、かかる部位を日によって変える事により、2次的な頸背部の疲労予防に有効である。
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