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柔整師養成校訪問レポート
【第4回 : 日本工学院八王子専門学校 柔道整復科】

2011/07/01
教職員の声

―どういった進路に進む学生さんが多いのでしょうか?また、就職活動対策について教えてください。

接骨院・整骨院、整形外科、スポーツトレーナー、福祉施設などに進む学生が多いですね。例えばスポーツ関係では、当校の卒業生には大分にあるプロサッカーチーム、フットサルチームの附属接骨院の院長もいます。かなりスポーツ選手に特化した接骨院です。研修生も半数以上が当校の卒業生です。その院長が実績を買われて、今後は湘南地区のプロスポーツ選手を手がけるチームに招聘され院長も務める予定です。彼はもともとサッカーの選手なんですけれど、治療やコンディショニングの他にテーピングしてあげて、故障している選手には別メニューを組んであげたりしています。そしてサッカー経験を活かしてキーパー練習に参加したりもしています。たぶん高校生はこういうスタイルを理想としているのではないかなと感じましたね。私がみても颯爽としていてかっこよいです。
就職対策としては、日本全国にネットワークがあるキャリアサポートセンターというものを設置しており、履歴書の記入の仕方などの一般的な就職活動の指導をしています。女子学生は就職活動用のメイクの指導を受けることもできるなど、さまざまな就職サポートコンテンツを用意しています。また、2011年度からは学生の「専門力」と「人間力」をさらに強化して「就職力」を高める「日本工学院ヴィクトリープロジェクト」がスタートしました。これは本校オリジナルの就職サポートプロジェクトであり、今まで以上に就職サポートに力を入れ、全校一体となって学生一人ひとりをバックアップしています。また、卒業生たちが開業したり、研修先で活躍したりして当校指定で求人を出してくれたりしています。本当にありがたいです。
あとは教授陣のネットワークにより、当校を卒業してから大学院に行ったり研究の道に進むルートがあるのも強みです。当校に来て頂いている教授の方々も、当校の学生は真面目だからやる気がある人は預かりますよと言って下さっています。外傷を扱う整形外科等からの求人も他校より多いのではないかと思います。

 

医療人として、そして人として必要な礼儀の指導に力を入れていると語る本澤先生。廊下ですれ違うと立ち止まって挨拶をしてくれる学生さんや、柔道の授業も手を抜かず、尚且つ活き活きと楽しそうに取り組む学生さんを見て、内面の教育が行き届いていることを感じた。

 

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