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今注目のJB日本接骨師会 八島参事・伊藤氏にお聞きしました!

2012/01/16

―伊藤さんは、柔整業界に関わって3年くらいとお聞きしましたが、体当たりで保険者さんを訪問されているようですね。

八島:
まさに体当たりだったと思います。最近では、現場は私よりも詳しくなっております(笑)。

伊藤:
正直言って、無我夢中でやってきました。

 

―保険者さんを1000件以上回ったという話をお聞きして驚きました。実際に、どのくらい応対してくれましたか。

伊藤:
11月13日に報告させて頂いた後も、引き続いてまだ訪問しておりまして、12月9日時点で合計数は1071件になります。健康保険組合1507件中553件、市町村国保国保組合1886件中289件、共済組合は支部も含めて1369件中119件、協会けんぽは47の内、27件です。

 

―これは訪れた件数ですか?それともお話した件数ですか?

伊藤:
ほぼ 9割の健保組合さんが、5分かそこらでも対応してくれました。

 

―1071件の9割方は対応してくれたんですね。

伊藤:
そうです。入り口で名刺を頂いて、資料だけ渡したというケースもありますが、資料を渡すまでいっていないものは件数には含まれておりません。市町村国保の窓口などで、ちょっとお話を聞いて頂くということは概ね出来ています。

 

―一人で行かれているのでしょうか?

伊藤:
一人で行っているのは、20件位です。東京の保険者さんは八島参事と、各地方は地域連絡員と一緒に訪問しています。地域連絡員が一人で行っているところもあります。

 

―柔整に対し賛否両論の意見があるかと思いますが、先ず好意的な意見を教えてください。

伊藤:
柔整師の先生は好意的な意見は全くないと思っていらっしゃるみたいですが、そんなことはなく、特に健康保険組合さんですと自分達の加入者が接骨院にかかる訳ですから、重篤になる前に接骨院にかかって、整形外科よりも金額的に安いし親切にしてくれるようである。だから良いという保険者さんもいらっしゃいます。手当に関しても、手厚く施術して頂いているようだし、投薬がないから良いと言っている加入者さんの声もあり〝良いのではないですか〟という意見は良くお聞きします。

 

―その他に変わった意見等は、ありませんか?

八島:
癒し系を認めているというのがありましたね。

伊藤:
現在はストレス社会になっており、ストレスをかかえている職員も少なくないということで、そういう方たちが拠り所にして接骨院に行って、精神的に重篤になる前の治療としても役割を果たしているのではないかと言う保険者さんもいらっしゃいました。

八島:
ある健保組合さんでは、役員が接骨院にかかっていて、良さを承知していると言っていました。