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『患者と柔整師の会』主催の総括会議開催!
2011年11月13日、『患者と柔整師の会』主催の「療養費受領委任検討総括会議」(以下総括会議という)が六本木アカデミーヒルズ49Fにおいて華々しく開催された。
総括会議前半
午後1時から開かれた総括会議前半は、総合司会を務めるJB日本接骨師会副会長・早津泰治氏の開会の辞で始まり、『患者と柔整師の会』患者代表・今城康夫氏からは〝私たちは国民生活に密着した現在の柔整診療制度を守るため、昨年2月、JB日本接骨師会の支援により『患者と柔整師の会』を立ち上げました。現在加入会員は5353名。患者にとって柔整治療はかかせない診療制度で、多くの患者が機能回復や痛みから救われています。高齢者時代には特に必要な柔整診療と考えております。東京・名古屋・福岡・京都・大阪で保険者会議10回、柔整師会議と患者会議を各7回、計24回開催し、療養費受領委任払い制度の改革について、広く意見を聞き、改革第二次試案を纏めることが出来ました。本試案を来年度中に実施したいと考えています〟等、挨拶した。
次にJB日本接骨師会会長・五十嵐仁氏が挨拶に立ち〝『患者と柔整師の会』は、療養費受領委任払い改革基本試案を社会に提案し、これまでの活動の中で一筋の光を見出すことが出来ました〟等、述べた。
続いて、司会者より、協力団体名「(協)NSK保険協会、ジャパン柔道整復師会、大日本柔道整復師協会、中部柔整師協会、日本整復師会」の発表、並びに来賓者の紹介が行われ、多くの来賓者の中から民主党衆議院議員・首藤信彦氏、民主党副幹事長・大島九州男氏、民主党参議院議員・大河原雅子氏の3名が代表して挨拶を行った。
中でも大島議員は、〝私は統合医療を普及・促進する議員の会・柔道整復師小委員会の事務局長として参加しました。この試案は、患者さん本位の素晴らしい案であると認識しています。我々は法律を作る立場の中で、柔道整復師の皆さんに直接請求権をもって頂くような方向性で議論させて頂いている。皆様方の案を我々はしっかり受け取り正しい制度の構築に努め、力を尽くさせて頂きます事を表明します〟等、話した。