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大島九州男参議院議員に直撃インタビュー

2010/10/01

―皆さんの期待と注目が集っています。

業界の皆さんともっともっとしっかり信頼関係を結んでいくことが出来れば良いと思っています。私は市会議員の時から20年政治の世界におります。 ハッキリいうと、与党の経験がない国会議員は仕事の仕方を知りません。私どもは市会議員の時から、どうすれば仕事が前に進むかを常に考えてきました。ですから、局長に仕事の依頼等をしたことはありません。いつでも担当者としか話をしないのです。仕事を実際に行っているのは、若い担当者ですから。

 

―最後に今後の小委員会の予定とゴールなどを教えてください。

とりあえずは臨時国会が始まったら月に1回くらい全体会合を開こうとは思っています。基本的に私自身の任期がある間に、目途をつけたいと思っています。自分の任期の中でどこまでできるか、キッチリ任期の間に出来れば一番有難いと思っています。それがまた自分自身の目標でもある訳です。私の希望は、徒手整復という日本独自の伝統技術を残したいのです。これからの医療は、「予防」や「未病を治す」といわれる中で柔道整復の先生たちがどれだけ働けるか。今はお医者さんが介護から何から全て取り扱っていて、他の医療職種は医師の支配下にあるという構造です。それを同列というか横並びにしたいという思いがあります。しかも、本当に医療費を下げようと思ったら、所謂医療界の縦の構造を全部整理しなければなりません。
介護にしてもそうです。お医者さんが全ての権利を握っているという、ここをキッチリ整理配分して改革しない限り、医療費は安くなっていかないというのが私の基本的な考えです。

 

(文責・編集部)

*(施術の制限)第17条柔道整復師は、医師の同意を得た場合のほか、脱臼又は骨折の患部に施術をしてはならない。ただし、応急手当をする場合は、この限りでない。

 

大島議員プロフィール
大島 九州男
 昭和36年6月11日、福岡県直方市に生まれる。
 昭和59年、日本大学法学部政治経済学科を卒業。
 昭和60年(株)九誠を設立、専務取締役に就任。
 平成3年より連続3期、直方市市議会議員を務める。
 平成5年、全国若手市議会議員の会、2代目会長就任。
 平成11年(社)全国学習塾協会常任理事就任。
 平成18年、福岡県中小企業団体中央会青年部連絡協議会会長就任(現在顧問)。
                                  平成19年7月、参議院議員初当選。

 現在、文教科学委員会委員、沖縄北方問題特別委員会委員、民主党予算委員会理事、柔道整復師小委員会事務局長、連理の会・幹事長。
趣味:温泉めぐり、読書      座右の銘:天道を生きる

 

 

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