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柔整師養成校訪問レポート
【第5回 : 了徳寺大学 健康科学部 整復医療・トレーナー学科】
教職員の声
石丸整復医療・トレーナー学科長
―設立の目的や教育理念について教えてください!
本学の整復医療・トレーナー学科は、設置から5年目を迎えたばかりです。首都圏には柔道整復を学べる大学は5つしかないので、5年目になる今年、他大学ではなかなか出来ないようなことをしっかりと固め、柔道整復に限らずco-medicalの分野において了徳寺大学は特徴のある大学だということを打ちたてていきたいと思っております。
整復医療・トレーナー学科に関しては、去年1期生を卒業させており、柔道整復師だけではなくて外傷を広くケアできる中学・高校保健体育教諭であるとか、アスレティックトレーナーのライセンスを持ち、アスリートに対し真のサポートができる、そういった医療者を育てて行くというのが主な趣旨になります。例えば、従来の保健体育教諭というのは授業中に生徒が怪我した時でも、その場で対処出来ずに保健室や病院に連れて行くということしか出来ませんでしたが、その場で怪我の度合いを正確に判断し対応が出来ると同時に、そもそも怪我をしないように指導ができるのではないかと考えております。
―学校環境について、学校の周辺は整備されていてとても綺麗ですし、駅からも近くて通学しやすいですよね。
そうですね。最寄り駅である新浦安駅まで、東京駅から約16分程というアクセスの良い立地です。勿論、北海道や東北地方から来る学生もおりますが、下宿する学生より関東一円から通学する学生のほうが圧倒的に多いですね。
―施設に関してですが、附属接骨院はあるのでしょうか?
了徳寺大学には、関連法人である医療法人社団了徳寺会というものがあるのですが、協力研究施設として5つの整形外科内科を展開しています。それらの中に接骨院を常設しておりまして、その5つの院で整形外科の実習も含めた形で臨床実習をするということになります。当初、附属接骨院は学内に設置される予定でしたが、学校周辺部は住宅街であるため、日中の人口が少なくなります。したがって患者数も少なくなることが予想されたため、患者が集まり易い地域に変更しました。