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痛みの診える柔整師【接骨・鍼灸こうふく】

2011/10/01

関越自動車道・東松山ICを下りて5分程走ると、「接骨・鍼灸こうふく」が見えてくる。ウッド調で明るい雰囲気の待合室は、まるでカフェのような落ち着く空間だ。院長の坂本先生に超音波診断装置について伺った。

 

院長インタビュー

―超音波診断装置の導入を考えておられる先生方の疑問にお答え下さい! 人手と時間がかかって、患者さんを待たせてしまうのでは?

多少時間はかかると思いますが、待つほどの患者さんが来てくれるのは、患者さんとの信頼関係がある証拠です。その絆をさらに強いものにすることができる、それもメリットのひとつだと思います。

 

―操作が難しくて、たくさんの勉強が必要ではないですか?

車に例えれば、車種によって操作の違いが多少あるように、超音波にも機種による違いはあるでしょう。しかし、最近のマシンはいたって簡単です。例えて言えば、ひと昔前はマニュアル車で、今はオートマ車。操作するのに特に難しい勉強はいらないと思いますよ。

 

―超音波で観るような患者が来ないのでは?

痛みを訴える部位、主訴部など、辛いところの正常画像がきちんと頭に入っていれば、異常な画像が理解しやすくなります。異常な画像が描出されなければ、「エコー画像に異常が見られるほど、状態は悪くないようですね、安心してください。」という安心感につながると思います。 例えば、機能障害がほとんど見られない、軽度の「突き指」の子供が母親と来院した際、エコー検査の必要は無いなと感じたとしても、必ずエコー検査はします。そうすると、骨傷が無いだけでなく、腫脹も殆ど見られない。「これなら、すぐ良くなりそうですね。」と、子供と母親に説明します。とても安心した様子で、満足気にお帰りになります。そして、またエコーを撮ってもらおうと、信頼して来院してくれます。 

 

―装置が高価で、導入費用が割に合わない気がするのですが・・・

たしかに安くはないですね(笑)でも、高価な電療機器と比較するとそうでもない。こう言うと、「治療してくれもしないものに、そんなに費用はかけられない。」と皆さんおっしゃいます。しかし先程も言ったように、患者に対する効果は計り知れないという実感があります。それは治療機器には無いものです。その効果の一つに、急性外傷患者が増えるということも大きなメリットだと思います。

 

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