柔整ホットニュース
特集
日本超音波骨軟組織学会(JSBM)のこれまでの活動を振り返る
~ 発足の経緯と目的 ~
我々が喜んだ平成15年の厚労省回答ですが、その後相次いだ柔道整復師の療養費不正請求を声高に批判する新聞記事や冊子の発行影響もあってか、次第にその文章の理解を巡って、故意に解釈を歪められたり、認められる範囲を矮小化されたり、異動の多い公務員の世界で正しい理解が引き継がれなかったりする内に、近年その輝きを失うところとなっていました。
そして実際に昨年(平成21年)に至って、保健所の立入検査によって超音波診断装置の使用を止めるようにという時代錯誤な指導が発生、我々の長年の戦友とも言うべき方が、体調も芳しくなかったこともあり、弱気になられてこれを受け入れるという事件も起きました。
同じく平成21年の11月に始まった事業仕分け第一弾では、柔道整復師の多部位請求の抑制が論じられるなど、再び柔整バッシングの荒波に我々の活動が飲み込まれるのかと危惧しただけに、今回大島議員に取り寄せていただいた厚労省の追認を非常にありがたく思い、心強く思ったことは言うまでもありません。
学会の事務局のまとめ役として、今改めて思うのは、これまで以上に安全で正しい薬事法に従った機器の導入と設置を皆さんに求め、正しい使用方法の普及と教育の必要性を訴え、また常により多くの新しい活用法・応用法を探究する心がけを持って、日本超音波骨軟組織学会(JSBM)の会員をより一層増やし、会員の全国での活動を今まで以上に支えて行けるように頑張ろうということです。
参考:株式会社エス・エス・ビーによる体験入会制度のご紹介
長年、柔道整復師分野における超音波診断装置の活用に努力し、その画像データのデータベース化と断層像の3D化をテーマにソフトウェア「ウルトラ三四郎」の開発も行って来たエス・エス・ビー社では、薬事法に則した超音波診断装置の販売と設置、その正しい使用法の普及を推進する一環として、初めて導入された方へのアフターフォローの意味も込め、日本超音波骨軟組織学会(JSBM)における学習の機会を提供すべく、導入年度1年の体験入会制度を設けておりますので、是非ご活用下さい。
ご相談は、学会事務局でも承っております。
日本超音波骨軟組織学会 事務局
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