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第11回『柔道整復師小委員会』が開催!

2011/05/01

全体平成23年4月21日、午後12時45分より参議院議員会館B104会議室において民主党統合医療を普及・促進する議員の会「柔道整復師小委員会」(第11回)が開かれた。

今回の小委員会は2011年になって初めての会であり、3月11日に起きた東日本大震災後、初の委員会で、①役員人事、②東日本大震災に関する柔整業界からのヒアリング、③柔整師ボランティアの派遣について、の3つの議題が話し合われた。

 

小委員会前委員長の環境大臣・内閣府特命担当大臣(防災)・松本龍氏が近況報告と挨拶を行い、新しく委員長となる小宮山泰子衆議院議員を紹介、出席者の承認を得た。

iincyou改めて正式に小委員会委員長となった小宮山委員長から〝この数年というのはいろんな意味で社会の変革がある中だと思います。この業界もある意味、正念場の時なのかなと思います。また、皆様の技術というものが、多くの方々に健康を与えるということで、私たちも様々な勉強をさせていただきました。前委員長の気持ち、大島議員の熱意、皆さんと共有しながら共により良い環境を作るように少しでもやっていければと思っております〟と就任の挨拶があった。
議題に入り、出席者から被災状況の掌握、要望書(資料1)を新しい委員長名で提出するにあたっての要望事項の確認や補足すべき事項についてヒアリング、そして国会議員の先生との意見交換が行われた。

 

以下、意見内容である。

○被災状況については、郡和子宮城県衆議院議員から〝今回、診療所を流された先生方も大勢いらっしゃるかと思います。各団体の皆様方で把握されている数、私もまだ掴みかねているので是非教えていただければと思います。被災されて避難所にいらっしゃる方々も多く、そういう方々に対してどのようなアクセスの取り方があるのか。その辺もお知恵をいただければ〟とお願いの挨拶があり、(社)日本柔道整復師会M常務から〝ハッキリ上がってきていない。現段階では、宮城県の会員の先生が1人なくなられ、岩手県では1人行方不明です〟との報告。中央接骨師会T事務長から〝実際に施術所が全く無いという方も数名。今回は広い範囲でしたので、宮城・岩手だけではなく、福島のこともあり、内陸部では地震の被害で、テナントを借りてやっているような先生もいて、建物自体が使えないとなると、結局は廃業ということになるが実数は掴めていない状況〟等、報告された。

 

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