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東日本大震災における兵庫県のボランティア先遣隊派遣活動に参加して
2011/04/16
4.活動内容
(1)松島町内避難所での被災者支援
避難所 |
柔道整復師会活動人員 |
被災者数 |
松島町温水プール美遊 | 2名 |
約200名 |
松島町品井沼農村環境改善センター | 2名 |
約120名 |
松島町手樽地域交流センター | 1名 |
約60名 |
(2)松島町温水プール美遊での活動
- 1)
- 活動者
県職員など3名、医師会2名、看護協会1名、県OB(保健師)1名、鍼灸師会2名、柔道整復師会2名、その他8名 計19名 - 2)
- 内容
松島町温水プール美遊避難所内にて避難住民の健康チェック及び医療体制の状況、検診回数等の聞き取り調査および必要な避難者に施術を行った。 - 3)
- 結果
女性35名(内1名は記載漏れ)、男性23名の合計58名に対して健康チェックならびに施術を行った。
(3)松島町品井沼農村環境改善センタ-
- 1)
- 活動者
県職員など5名、医師会2名、看護協会2名、鍼灸師会2名、柔道整復師会2名、計13名 - 2)
- 内容
機材及び救援物資の搬入作業、診察室及び救護室の設営作業、避難所担当者からの現状の聴き取りなどを行い、午前11時より避難住民の健康チェック及び医療体制の状況、検診回数等の聞き取り調査および必要な避難者に施術を行った。
午後1時頃、東松島町からの避難者約40名が到着し、避難者の受付・誘導等の手助けと荷物の搬入作業、および聞き取り調査を行った。
午後2時30分頃、石巻市赤十字病院の救援隊(医師3名、看護師5名)が到着し、機材及び救援物資の搬入作業を行い、医療的処置は赤十字病院の救援隊が全てを受け持つ形になり、兵庫県からの先遣隊は避難者の精神的ケアを行う後方支援を行った。
- 3)
- 結果
- ①
- 聴き取り調査を26世帯88名に対して行った。
- ②
- 施術を行った件数、6件
内訳として、腰部捻挫2件・腰部打撲1件・膝部打撲1件・足関節捻挫1件・下腿部挫傷1件
原因として、津波にさらわれて負傷5件、支援活動中に負傷1件 - ③
- 医師の診察依頼、11件
- ④
- その他、26件
(4)松島町手樽地域交流センター
- 1)
- 活動者
県職員など4名、医師会2名、看護協会2名、柔道整復師会1名、その他4名、計13名 - 2)
- 内容
避難者に対する応急処置及び痛みに対する施術を3班に分かれ医療チームの一員として活動を 行った。 - 3)
- 結果
左下腿部挫傷(肉離れと医師による診断)の応急処置を含む、頚部・肩・腰・膝等の痛みに対する施術をおこなった。約15名。