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柔整師養成校訪問レポート
【第3回 : 中央医療学園専門学校 柔道整復学科】
卒業生の声
【飯塚 幸治 さん】
―柔整師を目指した理由は?
私は16歳からアマチュアでボクシングをやっていました。23歳でプロになって30歳までやっていましたが、現役を引退した後に何をして良いのか分からなくなりました。そんな時に、薬剤師の家内に「こんな資格もあるよ」と勧められ、資格をとればスポーツに携わっていけるということで、学校説明会に参加しました。詳しく説明を聞いた時に、やはりスポーツにはずっと携わっていきたかったので、入学を決めました。
―中央医療学園専門学校の魅力は?
入学前の第一印象は「校舎がきれい」ということでした。実際に設備も整っていますので、学びやすい学校だったと思います。 一番の特徴は、レントゲンの画像をきちんと読むノウハウを身につけられるように、画像診断をたくさん勉強させて頂いたことです。 また、先生方は生徒の声を良く聞いて下さっていると感じていました。こういう問題をつくってほしいとか、この問題をプリントアウトしてほしいなど要望を出せばすぐにやってくださいますし、補習をやってほしいと言えば出来る範囲で応えて下さいます。校長先生に実技を教わったり、治療院の先生に指導してもらったり、より実践に近い形で学べます。今は、知識を増やすためにこの学校で教員助手として、実技の補助や補習時の学生サポートにあたっています。
―柔整師過剰時代と言われていますがどう感じていますか?
個人的には、国家試験問題をもう少し難しくしてもいいのかなと、学生の頃から思っていました。それ位の技術と知識がないと、患者さんを診る人間としては失格だと思います。
―学生に対してメッセージをお願いします。
どんなに柔整師が増えても、結局のところ接骨院を選ぶのは患者さんです。ダメな接骨院は自然に廃れていきますので、真面目に患者のことを思っている接骨院が残っていくと思います。この学校は専門の先生方に教えて頂けるので、より詳しい内容を実践的な形で勉強することが出来ます。
学ぶ意欲のある学生を積極的にバックアップする、その熱意が学生にもしっかり伝わっているようだ。中央医療学園専門学校では、資格取得の為の知識だけではなく、柔整師としての「心」も学べるのではないだろうか。