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患者相談ダイヤル開設にあたって運営会議が開かれる!

2011/05/16

はじめに、運営委員長に就任した徳竹賢一氏より〝これから良いほうへ良いほうへ向かっていくよう、患者さんの意見がいろいろ出てくると思いますが、皆さんのお知恵をお借りして前へ進んでいきたい〟と挨拶があり、顧問弁護士の本多氏から〝柔道整復師も医療家と同じように、患者の目線で治療をしていく中で患者サイドにはいろいろな不満がある。その不満を掬い上げ、患者さんのニーズを収集し、それを各柔道整復師の先生方にお伝えするというような患者さんと柔整師のブリッジ役になれれば、社会貢献できるのではないか。患者さんが困っていることを聞くシステム、患者さんから見た柔整師の業務についての様々なクレームを処理するシステムをつくる〟と『患者相談窓口』設立に至ったプロセスとスタンスを述べた。 引き続き行われたフリーディスカッションでは▽患者さんにどういうことを聞かれたらどういう回答をするか。先ずマニュアルをつくる▽患者照会があった時にどう答えるのか▽どんな相談を受けてどんな回答をしたかという検証をしなければならない。録音することを前提に相談を受ける。▽クレーマー対策を考える▽団体にもいろいろあるため、返事がない・指導をしないという場合には、相談者の要望が強ければ正式に文書で伝える、等の意見があり、討議された。 また、相談員は事前に研修を受けること。柔道整復師の相談員と運営委員の資格要件は、開業経験年数10年以上であることとされている。損害賠償や訴訟問題になるケースは扱わない。対象はJB日本接骨師会の会員の柔道整復師に限らず、垣根を越えて全国で開業している柔道整復師の治療について相談を受ける。

多くの国民に知ってもらうために『患者相談窓口』開設のポスターを各接骨院内に貼ってもらう、パンフレット等は各県市町村の保健所や保険組合の窓口に置いていただく。新聞広告も予定しているという。

 

待望の第1回相談日は、
6月12日(日)10:00~15:30まで開設される!!

接骨院・整骨院の110番
患者相談ダイヤル (毎月第二日曜日10:00~15:30まで開設)
主催:JB日本接骨師会 協賛:患者と柔整師の会

 

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