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民主党 柔道整復師の業務を考える議員連盟設立総会 開催!

2012/04/23

続いて同日に設立された「民主党 柔道整復師の業務を考える議員連盟」に関し、発足に至った経緯や小委員会との関係性について質問が及ぶと、大島議員は〝私ども民主党統合医療を普及・促進する議員連盟は柔道整復師の部門を一生懸命勉強してきましたが、選挙が近くなってきたこともあり、一部の先生からある団体の方たちから頼まれて議連をつくった、選挙のための議連だから是非入ってほしいという話を頂きました。しかし当初から私どもは選挙と絡めず柔整師の問題を勉強していくということで、様々な団体の皆様にご参加頂き活動をしてきて、一定の成果を出してきたという事実もございますので、私はお断り致しました。なかには柔整小委員会は認められていない会だと仰る人もいますがこれは当然民主党内の議連であり、鳩山由紀夫議員を会長として本体が動いている議連の一部です。今後も我々小委員会は今までどおりに進めていきます。遅いと仰るかもしれませんが、バラバラであった団体の皆さんに一堂に会して頂いて厚労省や保険者ともこのような形で会議が出来るようになってきたことも、一つずつ進んでいる証左だと理解しております〟と両議員連盟の設立目的、立場の違いを明快に述べた。

最後に、大島議員は〝国会議員の中で本当にこの制度を熟知して議論をするような先生は殆どいません。それだけ複雑で、非常に難しい問題なのです。私どももここまで積み上げてきて、厚労省や保険者に団体の皆さんの前で話をして頂くという小委員会のような存在は大きいんですよ。だからここは大切にさせて頂かなくてはいけないと思っておりますし、私自身も襟を正しながらひとつずつ進めております〟と話し、小委員会としての活動に意欲を示した。また、柔整師にとって現在、最大の関心事である6月の料金改定については〝今、大変厳しい攻防をしている最中です。厚労省の中でも様々な議論をしておりますので、皆様方には更なる業界の浄化をして頂きますことを心からお願い申し上げます〟と述べるに止まり、閉会となった。

 

これまでも柔道整復師小委員会は、制度改正を目指し業界団体と真摯に向き合ってきたが、今回は今後もその姿勢を崩すことなく問題をひとつずつ着実に解消していくという態度を改めて示す格好となった。柔整師団体と厚労省や保険者との架け橋として、柔道整復師の声、さらには国民の声を反映させた制度・法律への改正に向け、活発な活動を続けて頂きたいと思う。

 

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