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これだけは知っておいて!!

第39回   【西川きよし参議院議員の「柔道整復」に関しての質問 <Ⅰ-1>】

2012/01/01

「これだけは知っておいて」では、国会や衆議院・参議院の各委員会での「柔道整復」に係る質疑について取り上げる。今回から数回、西川きよし参議院議員の質問を掲載する。厚生省や会計検査院の答弁の内容も興味深い。

 


参議院厚生労働委員会        平成12年11月16日
西川きよし参議院議員(無所属)
津島雄二厚生大臣
近藤純五郎厚生省保険局長
関本匡邦会計検査院事務総局第二局長

 

西川きよし参議院議員(無所属)

次に医療費適正化に関連をいたしまして質問を申し上げます。
柔道整復に対する療養給付のあり方ですが、まずは現在の療養費の総額、そしてまたその中の柔道整復に対する療養費についてお聞かせをいただきたいと思います。

 

近藤純五郎厚生省保険局長

平成10年度の数字でございますが、療養費の総額は3063億円でございます。そのうちで柔道整復の施術に係りますものは2542億円でございます。

 

西川きよし参議院議員(無所属)

この柔道整復いわゆるほねつぎといいますと、我々子供のころは町の中でもよく見かけました。よくお世話になりました。僕の年代で言いますと、病院というよりも町のほねつぎ屋さんの先生に診てもらうということで、皆さんもそういうご経験があると思い ますけれども、これまでの歴史の中でも、整形医が不足をしていた当時には、治療を受ける場の確保という点からしましても大変に貢献されてきたと思います。

 

津島雄二厚生大臣

柔道整復は我が国において伝統的に行われてまいりました療法として国民に広く受け入れられており、これを担う柔道整復師の方々は、捻挫、打撲、脱臼、骨折の患者に対して施術を行うことによって国民保健の向上にご尽力いただいてきたと評価をさせていただいております。

 

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