日整と全整連が協議会を開催
平成26年8月4日(月)午後3時より、日整会館において、(公社)日本柔道整復師会(会長:工藤鉄男)と(一社)全国柔道整復師連合会(会長:田中威勢夫)との間で役員協議会が開かれた。
日本中の地域社会で開業する者は今や全国で約6万人に及び、国が社会保障改革を進める上でも無視できない存在となりつつある。しかし、業界を構成する個々の柔道整復師のところには、いま業界がおかれた状況変化だけでなく、この改革による影響が保険請求やその制度上でどう及ぶのかを判断するための情報が十分に行き届かないまま、それぞれが独自意見を振りかざし、業界全体が統制のとれない混沌とした状況となっている。こうした状況を打破するためには、それぞれの小さな拘りを捨て業界全体を貫く大志を形成する必要性を感じ、日整と全整連との間では、これまで組織を超えて相互の役員間で非公式な連絡を何度も重ねてきたという。
今回の協議会開催に於いては、相互に共通する政治連盟の可能性や柔道整復師検討専門委員会での方向性、また現在柔道整復師が抱える諸問題について幅広く意見交換が行われ、実りある成果を出していくために共同歩調で確固たる柔道整復師業界を作り上げようとのコンセンサスを確認した。日整と全整連は今後も定期的に役員協議会を開催するとのこと。
柔道整復師業界の大同団結への第一歩として、両会の今後の活動に大いに注目したい。
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