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『柔道整復師のための外国人対応ハンドブック』教材採用

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以前にホットニュースでも紹介(『柔道整復師向け、外国人患者対応指差しハンドブック発売!』参照)をした、(公社)日本柔道整復師会が監修、九段日本文化研究所・日本語学院が販売する『柔道整復師のための外国人対応ハンドブック【英語版】』が、新宿鍼灸柔整歯科衛生専門学校・ヒューマンサイエンス柔道整復学科の授業教材として採用された。

『柔道整復師のための外国人対応ハンドブック』教材採用

そこで今回は、学科長の中野先生に、本書の採用経緯などに関するお話をお伺いした。

-本書を教材として取り入れようと思われた経緯を教えてください。

本書は、1年生の「医用英語」の授業の教本として使用しています。
これまで、医用英語の授業では決まった教本はなく、担当講師が独自に教材を選択しプリント資料として配布をすることがほとんどでした。というのも、適切な教本がないかと常々探しておりましたが、なかなか私どもが求めているようなものがなかったからです。そんな中、本校に書籍の献本をいただきました。中身を拝見したところ、私どもが求めていた教本と一致した為、担当講師とも相談しさっそく導入を決定いたしました。

私どもの接骨院では、時折外国人の患者様が治療を受けにいらっしゃいます。私は、日常会話程度の英会話ならできますが、医療専門用語を交えての英会話は正確に伝わらないことがあります。また、本校の学生は、日ごろ外国の方と接することはほとんどなく、英語が必要とは思いながらも切羽詰まった感情が湧かないため、今一つ英語学習に興味を持つことができていませんでした。

2020年には東京オリンピックも控えていますし、業務で英語を使う機会も多くなることでしょう。本書を使用しての学習が、学生たちの近い将来の業務に必ず役立つものと思っています。

-どのように授業でハンドブックを取り入れていますか?

ロールプレイング形式の会話の参考テキストとして活用したり、診察申込書や問診票の記入練習などに使用したりしています。

-生徒さんの声をお聞かせください。

  • 柔道整復師の仕事に関わる英語なので、興味を持って授業が受けられます。
  • 字が大きく、見やすいです。図も解りやすいと思います。
  • 英語は苦手な教科でしたが、お互いに術者・患者になって英会話をするなど、楽しく勉強ができます。

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