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花田学園理事長櫻井康司氏の旭日小綬章叙勲祝賀会が開催!

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平成29年9月18日(月・祝日)、午後1時よりセルリアンタワー東急ホテル(東京都・渋谷区)にて、櫻井康司理事長の旭日小綬章叙勲祝賀会が華やかに開催された。
櫻井康司理事長とサチ子夫人が盛大な拍手の中、スポットライトを浴びながら厳かに登場された後、花田学園卒業生で昭和音楽大学講師・早稲田桜子さんのバイオリンによる祝奏が優雅に奏でられた。

開式にあたって叙勲祝賀会実行委員長で東京有明医療大学学長・本間生夫氏が〝本日は櫻井理事長の叙勲祝賀会に大勢の皆様にお集まりいただき、まことに有難うございます。
花田学園・櫻井康司理事長は長年私学振興に努めたご功績により、この春、旭日小綬章の栄誉に輝きました。この会を楽しく櫻井康司先生の授章をお祝いしたいと思います〟等、挨拶。

続いて発起人代表で東京有明医療大学名誉学長・佐藤達夫氏は〝本日はご多忙のところを学校法人花田学園櫻井康司理事長の旭日小綬章授章記念祝賀会にご足労頂き、実行委員会を代表して心よりお礼申し上げます。
先ずは櫻井先生ご本人と、これまで先生を支えて来られた奥様に心よりお祝い申し上げます。
ご存知のように花田学園は故花田傅先生が昭和31年(1956年)に設立され、昨年は60周年をお祝いしたところです。平成5年、櫻井先生が日本柔道整復専門学校長に、平成9年に日本鍼灸理療専門学校長、同時に理事長に就任されました。

移行期を挟んで前後の25年ずつを花田先生と櫻井先生が最高責任者として、花田先生が学園の基礎を固め、櫻井先生が大きく発展させたということが出来ると思います。
学園の発展と経営の安定化、それに加えて櫻井先生の大きな功績を上げると、1つは、医療科学、特に柔整分野における活躍であり、たとえば学校協会、研修試験財団、そして接骨医学会等において指導的立場を務められました。

2つ目はグローバル化への努力の組織的成果です。

3つ目は、花田先生の宿願であった東京有明医療大学の創立、更に大学院の設置です。鍼灸・柔整、そして看護の世界における未来の発展を約束付ける快挙です。

また、櫻井先生個人の力だけではなく、花田学園の教職員の長年にわたる努力と本日ご出席頂きました皆様方のご協力による成果です。しかし、そのプロセスの中心にはいつも花田先生がおられたということを私は強調したいのです。櫻井先生の一歩先を見通す力、明朗な人柄、頼まれれば必ず引き受ける、類稀な粘りと努力、公正な判断、行きとどいた気配りがなければいずれも実現しなかったことです。

櫻井先生がこの度、叙勲の栄誉に浴しましたことは当然とは申せ、大変お目出たいことです。これは櫻井先生にとっては一里塚にすぎない、或いは三里塚にすぎません。
これから更に大きな一歩を踏み出すことと思います〟等、述べた。

続いて発起人挨拶で田渕整形外科クリニック院長・学校法人花田学園理事・田渕健一氏が〝この天気の中、どうなるのかと思いましたが参加して頂き有難うございます。
旭日小綬章という勲章について一言申し上げます。旭日小綬章は勲四等で明治8年からある非常に古い百年以上の歴史を持った勲章です。先生、おめでとうございます〟と挨拶。

来賓挨拶では、2013年5月に東京有明医療大学が大学間国際交流協定を締結している韓国龍仁大学校総長・朴仙郷氏と学校法人丹豪学園事務局長・李晟鎭氏、韓国龍仁大学校教授・林淳吉氏が登壇、代表して朴総長が〝櫻井理事長この度の授章まことにおめでとうございます。
私と櫻井理事長は龍仁大学校と花田学園との国際交流を通じて両大学の発展のためお互いに協力し合っている関係で参席しました。櫻井理事長のこれまでの私学発展のための努力と心、そして社会貢献にあたられ、この授章を受け、更なる責任は増すものと思われます。
尚一層のご活躍をお祈り申し上げてお祝いの言葉にかえさせて頂きます〟と述べ

引き続きモンゴル国立医科大学学長・G.バットバトール氏、モンゴル国立医科大学伝統医療学部長・D.ツレンダグワ氏が登壇し〝モンゴル国立医科大学を代表して、学校法人花田学園理事長・櫻井康司様が授章されたことをお祝い申し上げます。

長年にわたる教育現場の振興に貢献された功績だと思います。モンゴル国立医科大学と東京有明医療大学は共同事業を開始する協定を2015年に結びました。現在も学生が勉強しています。
私たちは2018年にモンゴル伝統医療国際学校を開設予定で、今後とも両学校が連携を強化し、拡大していくことを心よりお祈りします〟と挨拶し、モンゴルからの記念品を櫻井理事長に手渡した。

次に(公社)柔道整復学校協会会長・碓井貞成氏が〝櫻井先生には長年にわたって強力なリーダーシップで学校協会を引っ張って頂きました。
丁度、北陸新幹線が出来た時に研修会が行われ、将来展望についてお話頂き、非常に感銘を受けました。
花田学園の真髄といえる「常に社会の信頼を得る治療家としてあれ」という強い信念をお持ちの方であると思います。今後も私ども業界に、厳しいご指導・ご鞭撻を頂きたい〟等、挨拶。

続いて、(公社)東洋療法学校協会会長・坂本歩氏は〝櫻井先生とはもう30年近いお付き合いをさせて頂いて、私は未だ医者として駆け出しの頃で柔整・鍼灸のことを何も知らない身でしたので、いろんな形で教えて頂きました。
櫻井先生は当時から柔整・鍼灸の業界でリーダーシップをとられ、長年にわたって本当に沢山のお仕事をされてこられました。これから鍼灸業界全体の櫻井先生の功績を継げるように頑張っていきたいと思っています。これからもいろいろとご指導頂きたい〟。

(公財)がん研究会理事・日本看護連盟幹事長・榮木実枝氏が〝私と櫻井理事長のご縁は、大学を設置する前に、花田学園が看護を入れた大学を作りたい、看護の実修病院がどこかにないかという話を耳にしました。当時、私は東大病院の看護部長で東大病院の看護学校が閉校になったこともあり、看護学生の実修を全く受け入れていなかったと同時に看護師の確保に大変苦労していました。
「東大病院を実修病院にしたら如何ですか」と申し上げ、東大病院が有明医療大学の看護学部の実修病院に決まった経緯があります。私は東大病院を定年退職した後にがん研の看護部長になりましたが、そこでも看護師不足で大変苦労しており、東京有明医療大学の卒業生を送って頂きました。看護も専門学校から大学に進む準備は、とても大変です。
鍼灸も専門学校から大学にこんな形で進んできて、櫻井先生のご苦労は本当に大変だったと思います。これからのご発展とご活躍を祈念しております〟等、祝辞を述べた。

引き続き、櫻井理事長ご夫妻に記念品と花束の贈呈が行われ、記念品は叙勲祝賀会実行委員会と日本鍼灸理療専門学校同窓会、日本柔道整復専門学校同窓会から、花束は特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会と学校法人花田学園法人本部事務局より贈られた。

式典の結びに、花田学園理事長・櫻井康司氏は〝今日は素晴らしい青空を迎えることが出来ました。これは偏に皆様がたの思いやりのお蔭で今日この式典を無事開催することが出来ましたことを心から厚く御礼申し上げます。
日本電信電話公社から転職して、いろいろと歩んできた中で、花田傅先生との出会いは強烈なインパクトがありました。花田先生の非常に強いリーダーシップと情熱を身近に感じて過ごしておりました。

花田先生は、大学を作りたいという強い思いを持っておられて、その当時夜になると御殿場に広い土地があるということで、一緒に御殿場に行って、夜の12時、1時に帰ってくるというハードなスケジュールでした〟等、サチ子夫人とのなれそめのエピソードも交えてこれまでの思い出を話され、〝ご祝辞を頂いた皆様のいろんなお支えがあって、有明の土地で大学の設立にこぎつけることが出来ました。

皆さんとお付き合いをする中で一人一人の皆さんから私を作って頂いたと思っており、皆さんがあったならばこそと言えます。一番妻には迷惑をかけどおしで、改めて厚くお礼申し上げます。いま忖度(ソンタク)でいろいろ話題になっていますが、どこも忖度してくれませんので、頑張るしかないと言ってどうにか今日まで来たということであります。改めて今日ご出席頂いた皆さん、本当に有難うございました〟と結び、大きな拍手が起こった。

㈱紀伊國屋書店代表取締役会長・社長の高井昌史氏が乾杯の挨拶で〝本日は尊敬する櫻井先生、ご授章まことにおめでとうございます。櫻井先生とは長くお付き合いをさせて頂き、特に大学を作る時の情熱は素晴らしいものがありまして、何かお役に立てないかと一緒になって大学づくりをさせて頂いた次第です。
今回の授章はそういった功績で与えて頂いたものだと思いますが、人生100までこれから大いに頑張ろうという天の声だと思います。
人生100年の時代を迎えて医療関係で活躍されてきた櫻井先生ですから、自ら率先してこの長寿社会において生涯現役ということで10年、20年、30年と活躍して頂きたいと思っております〟と述べた後、櫻井先生のこれからのご活躍と花田学園の益々の発展、そして皆様のご健勝を祈念して〝カンパーイ!!〟と高らかに発声した。

また、祝宴のはじめに、(公社)日本柔道整復師会会長・工藤鉄男氏は〝柔道整復業界がこのように発展できたのも櫻井先生のご指導の下で感謝にたえません。
現在も接骨医学会の会長として我々の仲間をご指導いただいています。
2025年の地域包括ケアの社会保障制度の中で柔道整復師がしっかり活躍できるようにこれからも櫻井先生にご指導いただかなければなりません。
学校法人花田学園が櫻井理事長を中心に、そして櫻井家が益々ご発展すると同時に今日お集まりの皆さんのご健勝とご繁栄を心から祈念申し上げます〟と挨拶。

続いて、(公社)日本鍼灸師会会長・仲野弥和氏は、〝今日は富士山が本当に綺麗に見えました。台風一過でまさに花田学園の富士山で、素晴らしいと思います。
日本の本来の医療、素晴らしい伝統医療、30年には大きな医療の変革があります。鍼灸界もいよいよ柔整界のようになれるかもしれないと思っています。伝統的な素晴らしい医療のリーダーシップをとって頂くには花田学園であるというのは私の一番の思いでもあります〟等、祝辞を述べた。

宴半ばには、櫻井理事長のプロフィールビデオや学生の皆さんからのビデオレターが映し出され、終始和やかな心温まる祝賀会が格調高く催された。

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