平均寿命延伸続く、簡易生命表
国保新聞によると、厚生労働省が7月30日に公表した簡易生命表によると、令和2年の平均寿命は男性81.64歳、女性87.74歳となり、それぞれ過去最高を更新した。男女とも9年連続の延伸で、前年と比べ男性は0.22歳、女性は0.30歳延びた。
平均寿命の延伸に与えた死因別寄与度をみると、男女とも肺炎の減少が最も大きく、それぞれ0.10歳延びる方向に働いた。冬のインフルエンザ流行が抑えられたことや手洗い・マスク着用の徹底による効果とみられる。
一方、感染が広がった新型コロナウイルス感染症は、男性が△0.03歳、女性が△0.02歳平均寿命の短縮に影響した。
平均寿命の国際比較をみると、女性が1位、男性がスイスに次ぐ2位だった。スペイン、フランス、イタリアは平均寿命が短縮したが、同省は「新型コロナウイルス感染拡大による影響かは分析できていない」としている。
<ニュースソース>
国保新聞(2021/09/01)
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