12年度医療費は38.4兆円、10年連続で過去最高
平成25年9月10日、厚生労働省は2012年度の医療費動向調査結果を発表した。発表によれば、2012年度の概算の医療費は38兆4000億円(前年度比1.7%増)となり、10年連続の増加で過去最高額を更新。医療費に占める70歳未満の割合は初めて50%を割り込み高齢化の進展を感じさせる結果となった。
また1日当たりの医療費は1万4800円(前年比2.6%増)で、要因としては高齢化に加え、効果は高いが高額な治療方法や新薬が増えたことが影響している。
入院日数の短縮や割安な後発薬の使用促進などが一定の効果を上げているが、高齢化の進展と医療技術の高度化が全体を押し上げた形となった。
<ニュースソース>
日本経済新聞(2013/09/11)
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