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(医科)初診料・再診料、来年度から引き上げへ

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厚生労働省は、2014年4月から病院・診療所での初診料と再診料を引き上げる方針を固めた。同時期に消費税率が5%から8%に上がることにより、高度な機器の購入や建物の改修を行う際に増加する医療機関の負担を軽減するための対策で、患者負担などに転嫁できるようにする。

過去の消費税率引き上げ時には、外部委託が多い分野や特定の疾病の診療報酬を手厚くする措置をとったが、医療機関の間で転嫁の効果が限られていたとの指摘があった。厚労省は、今回は医療機関の規模にかかわらず資金を安定的に回収しやすくなるとみている。

厚労省は12月までに上げ幅を決める予定だが、医療機関は増税に伴う追加の負担額がどの程度の金額になるのか見通せておらず、10月末までに実態調査を終え、必要な金額を算定する。

<ニュースソース>
日本経済新聞(2013/06/27)

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