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「拘束介護」マンション、総合病院の紹介が大半

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朝日新聞によると、東京都北区の高齢者マンションの「拘束介護」問題で、半数以上の入居者が都内の大学病院など複数の総合病院からの紹介をきっかけに入居していたことがわかった。

朝日新聞が行なった取材では、入居者の紹介元として名前が多く挙がる都内の6病院のうち、2病院は退院後に暮らせる施設の候補の一つとしてシニアマンションを紹介したことを認めた。別の総合病院は、マンションではなく転院先の診療所を紹介しただけとし、その上で、「(マンション内部には)退院支援の一環として、退院患者の居室を過去数回訪問したことはあるが、マンション全体を見学したことはない」と答えたという。これらの3病院はいずれも「拘束は知らなかった」と説明している。このほか、大学病院を含む計3病院は「守秘義務がある」「事実確認できていない」などとして回答しなかった。

いずれの病院も、看護師や社会福祉士などの専門職が患者の「退院支援」に取り組んでいる。

<ニュースソース>
朝日新聞(2014/11/25)

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