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モード学園に賠償命令 入れ墨での退学勧告は「違法」

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27日、大阪地裁において専門学校「大阪医専」の元生徒の男性が「入れ墨を理由に専門学校への通学を拒んだのは違法だ」として、学校法人「モード学園」(大阪市)に入学金や慰謝料など約230万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が下り、大阪地裁は学園に約83万円の支払いを命じた。

判決理由として長丈博裁判官は「入れ墨を消すために長期間必要なことが明らかになった後も、学園は除去手術を受けながらの通学を認めなかった。正当な指導の範囲を超えた事実上の退学勧告に当たり違法だ」と説明。

元生徒の男性は柔道整復師の資格を取るため、2010年にモード学園が経営する大阪市の大阪医専柔道整復学科夜間部に入学。入れ墨があることを申告したところ、学校側から、休学して同8月までに入れ墨を消すか退学するかを迫られた。男性は手術を受けたが期限までに消せず休学状態が続き、2012年3月末で除籍となった。

大阪医専は「判決内容を見ておらずコメントできない」との談話を出したという。

<ニュースソース>
朝日新聞(2013/03/27)
http://www.asahi.com/national/update/0327/OSK201303270073.html?ref=com_rnavi_arank

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