介護施設の医療対応能力向上を
国保新聞によると、厚生労働省は4月19日、6年度の医療・介護報酬の同時改定に向けた中医協と社会保障審議会介護給付費分科会の第2回意見交換会を開催した。今回は特養など介護施設における医療対応をテーマに議論したという。
特養では看護師が1施設あたり平均4.2人配置されているものの、配置医師は9割の施設で非常勤。配置医師の不在時に起きた急変にオンコール対応している施設は、平日・日中でも63%、それ以外だと38%。配置医師が対応せず救急搬送される事例も多いという。
日本医師会と健保連は、自施設における配置医師や看護師による対応能力の向上を図ることが基本だと強調し、それでも能力を超える症例については地域の医療機関が面となって支えるべきだと述べた。
<ニュースソース>
国保新聞(2023/05/01)
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