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損保ジャパン、自動車保険の不正請求防止へ 専門部署とAI導入

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2025年2月5日 、損害保険ジャパン株式会社(損保ジャパン)は自動車保険における不正請求防止を強化するため、専門部署を新設し保険金不正請求検知システムを導入すると発表した。

近年、自動車保険における不正請求は複雑化・巧妙化しており、組織的な犯行も増加している。
これにより保険金の適正な支払いが阻害され、保険料の上昇にもつながるため、業界全体での対策が求められている。

この対策として、損保ジャパンは専門的に調査・対応する部署を2025年4月に新設するという。

不正の疑いがある事案を新部署で一元的に管理し、不正請求手口の傾向の把握・分析や調査手法など専門的なノウハウを蓄積し、全国の拠点へ展開する。

さらに米EIS Group,Incが提供する保険金不正請求検知システムも導入する。
このシステムでは膨大な過去の保険金支払データをAIが分析し、不正請求の可能性が高い事案を検知しスコアリングすることで、慎重に対応すべき事案を早期に把握できる。

専門部署とAIを組み合わせることで、担当者の専門性とデジタルの双方を活用した不正請求検知の高度化、対応強化を図るとしている。
損保ジャパンは、不正請求の検知・調査手法のさらなる進化を目指し、火災保険や傷害保険など他の保険分野にもこの取組みを拡大する方針である。

ソース:自動車保険における保険金の不正請求防止に向けた取組み(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000464.000078307.html

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