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救急搬送における選定療養費導入の松阪市、出動・軽症搬送が減少

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松阪市は2024年10月25日、令和6年6月1日から9月30日までの3か月間で行った、市内の三基幹病院(松阪中央総合病院、済生会松阪総合病院、松阪市民病院)における救急搬送時の選定療養費運用のモニタリング結果を発表した。

主な結果として、帰宅者(入院しなかった方)の割合は令和4年4月~6月の調査と比較し、3.8%減少。(R4:58.6%→R6:54.8%)

救急出動件数は、前年同期と比較し21.9%減少(R5:4,617件→R6:3,604件)、救急搬送件数は23.2%減少(R5:4,439件→R6:3,407件)した。

また、1日に50件以上救急出動があった日数は10日で前年同期から78.7%減となり、救急車の出動要請が重なる事態が減少した。

搬送者のうち7.4%(278人)から選定療養費を徴収。主な症状は疼痛、打撲、熱中症などであった。

また、休日・夜間応急診療所の内科受診者数が前年同期より403人増加(68.2%増)、救急相談ダイヤル利用件数は2,390件増加(42.8%増)した。

これらの結果から、適正な救急医療受診の促進と救急車出動の抑制につながり、持続可能な救急医療体制に一定の寄与が確認された。

ソース:三基幹病院等におけるモニタリング結果等(令和6年10月25日)

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