HOME ニュース 咬筋容積の低下でサルコペニアリスクが増加。MRIを用いた日本人高齢者の大規模調査から新たな知見

咬筋容積の低下でサルコペニアリスクが増加。MRIを用いた日本人高齢者の大規模調査から新たな知見

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順天堂大学の研究チームは、文京ヘルススタディに参加した1,484名の日本人高齢者(男性603名、女性881名、平均年齢73.0±5.3歳)を対象に、MRIを使用して咬筋容積を詳細に測定し、咬筋容積とサルコペニアとの関連を調査した。

結果、咬筋容積が最も小さいグループは、最も大きいグループと比較してサルコペニアのリスクが著しく高く、特に男性ではそのリスクが6.6倍に達することが判明した。
さらに、咬筋容積は遺伝的要因やホルモンなどの影響を強く受ける一方で、四肢骨格筋量は年齢やBMIの影響が大きいことがわかった。

頭部MRIが行われる際に咬筋容積の測定を追加することで、 サルコペニアの早期診断やリスク評価につながることが期待される。

ソース:PR TIMES
咬筋容積の低下がサルコペニアリスクを高める(2024/10/22)

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