盛岡市の柔道整復師が約8115万を架空請求/岩手県
盛岡市は20日に開催された議会議員全員協議において、市内で整骨院(平成22年11月廃業)を経営していた柔道整復師が、約8115万円もの施術療養費を架空請求していたと明らかにした。
被害にあった市などの3団体はこの柔道整復師に対し、平成18年5月~平成22年11月までの4年間半で約8115万円の架空請求をしていたとして施術療養費の返還を請求。しかし柔道整復師は今年破産し、一銭も回収できなくなった。
この柔道整復師は主に通院患者の名前を使って施術したように装い療養費を申請していたが、療養費の通知を受けた患者から「そんなにたくさん通院はしていない」との連絡が相次ぎ、国と県の監査により架空請求が発覚。発表によると返還請求額は、盛岡市が約4945万円、全国健康保険協会が約2800万円、県後期高齢者医療広域連合が約370万円だったという。
<ニュースソース>
岩手日報(2012/06/21)
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