60の接骨院に4億円余の申告漏れ /岐阜
名古屋国税局が岐阜県内の接骨院に一斉税務調査を行い、交通事故の患者への施術で、自賠責保険から支払われた代金を売り上げに計上しないなど適正に申告していなかったとして、60の接骨院に対し、合わせて4億円余りの申告漏れを指摘されていたことが分かった。
税務調査は去年までの3年間、岐阜市や大垣市のおよそ90の接骨院を対象に行われたが、このうち60件が交通事故の患者への施術で自賠責から支払われた代金や、保険が適用されない施術で患者から受け取った現金を売り上げに計上しないなど適正に申告していなかったという。少なくとも合わせて4億4000万円余りの申告漏れがあったと指摘され、一部は悪質な所得隠しとして、重加算税などを含めおよそ9000万円を追徴課税された。
<ニュースソース>
NHK(2014/11/26)
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