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財務省、診療報酬引き下げを提言

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財務省は1日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で、2020年度に実施される診療報酬改定について、高齢化で増え続ける社会保障費を抑制し、医療保険財政を改善させることを目的として医療費の自己負担増や診療報酬の引き下げを提言した。

高齢者が支払う医療費の自己負担額は現在、70~74歳が2割で、75歳の後期高齢者になると1割に軽減されている。財務省は〝医療保険制度を支える現役世代と高齢者世代の負担のバランスを見直す必要がある〟とし、今後新たに75歳になった人についても2割の自己負担額を維持することを求めた。

医療サービスや医薬品の公定価格である診療報酬に関しては、年末に向けて本格化する2020年度の予算編成で、2%台半ば以上のマイナス改定とすることを求めた。

<ニュースソース>
時事ドットコム(2019/11/01)

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