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(公社)日本柔道整復師会第45回九州学術大会長崎大会開催!

2016/08/22

工藤氏平成28年7月30日、(公社)日本柔道整復師会第45回九州学術大会長崎大会開会式がホテルニュー長崎鳳凰閣で開催され、学術大会会長である(公社)日本柔道整復師会会長・工藤鉄男氏が〝いよいよ2018年度には医療の診療報酬と介護保険の診療報酬が同時改定されます。柔道整復師が在宅医療の中で医療の中の介護として行うのか、介護の中の医療の部分として行うのか、今の制度の中では難しい状況になってくることが予想されます。そのためにも学校教育の中でカリキュラムの変更を行って、必要とされる教育と技術を学んでいることを証明していく。また信頼が失われている保険者に制度改革について理解をして頂き、18年度に向けた対策をしていく。2019年のワールドカップではラグビー協会のご配慮によって医療分野において我々がサポートすることが決定しており、2020年度の東京オリンピックに対しても私が日本柔道整復師会を代表して政府顧問として委員会に出ています。明るい未来に向かって制度改革していくことをお約束申し上げます〟等、挨拶。

太田氏主管県である(公社)長崎県柔道整復師会会長・太田恵一郎氏は〝第45回九州学術大会長崎大会を開催するにあたり一言歓迎とお礼のご挨拶を述べさせて頂きます。地震で被災された熊本県の会員の方には未だ復興途中であるにも関わらず参加頂き有難うございます。一日も早い復興をご祈念申し上げます。九州学術大会は「九州は一つ」という合言葉で毎年各県持ち回りで開催しています。今年の特別講演は、済生会長崎病院・衛藤正雄先生にラグビー協会会長としての立場から2019年ワールドカップのキャンプ地長崎誘致への取り組みと整形外科肩関節の権威という立場から日常よくみかける成人の肩関節疾患の鑑別と診断という2編の演題でご講演賜りますので是非ご期待して頂きたい〟等、歓迎の辞を述べた。

来賓挨拶で長崎県知事・中村法道氏代行、副知事・浜本磨毅穂氏が〝日本柔道整復師会の皆様は先の熊本地震発生直後から現地で救護活動やエコノミー症候群解消ストレッチのご指導など継続的なご支援を頂き深く感謝申し上げます。医療を取り巻く環境は大きな変革の時期を迎え少子高齢化が進行する中、団塊世代が75歳以上になる2025年を見据え効率的且つ質の高いQOLの改善及び地域包括ケアシステムの構築が急務となっています。地域包括ケアシステムを構築する上で柔道整復師の皆様の役割は今後益々重要になると考えています。健康で長生きすることは人々全ての願いです。本年10月に開催される『第29回ねんりんピック長崎2016』において各競技のサポート役として大会の運営にご支援ご協力を賜りますことに厚く御礼申し上げます〟等、代読。続いて長崎市長・田上富久氏代理、副市長・三藤義文氏、衆議院議員・加藤寛治氏、同・北村誠吾氏、参議院議員・金子原二郎氏、同・古賀友一郎氏らが来賓挨拶を行った。

 

引き続き、長崎女子高等学校の皆さんによる勇壮な蛇踊りのアトラクションが行われ、前夜祭が開かれた。(一社)長崎県医師会会長・蒔本恭氏が〝明日の学会が素晴らしいものとなることを祈念申し上げます。日本柔道整復師会の益々の発展を祈念します〟と高らかに開演宣言と乾杯の発声を行った。

 

7月31日(日)、午前8時30分から学会が開始され(公社)長崎県柔道整復師会学術部長・今道昭哉氏が開会の辞を述べた。

櫻井氏(一社)日本柔道整復接骨医学会・学校法人花田学園理事長・櫻井康司氏が〝長崎県は皆さんご承知にように大変素晴らしい長與專齋さんという代々漢方医の生まれの方が、明治7年文部省医務局長に就任、東京医学校(現在の東京大学医学部)の校長を兼務。同年、東京司薬場(国立医薬品食品衛生研究所の前身)を創設され、また3男の方は東京大学の総長も務められた方で、石黒忠悳、佐野常民らと大日本私立衛生会(のち日本衛生会、現日本公衆衛生協会)を興し会頭に就任するなど、医学界及び衛生行政に貢献されました。やはり長崎という文化が生んだ方だと思います。接骨医学会は柔道整復の学術団体として登録をされた唯一の学会であり、会での様々な活動が更に柔道整復の地位を揺るぎないものにしていくと思います。今日出席の皆さんを含め、接骨医学会に是非参加頂いて、若い人たちがどんな思いで勉強に取り組んでいるか等知り合う交流の場にして頂きたい。多くの方が学会にご参加頂くようお願い申し上げます。頑張って良い学会にしましょう〟等、来賓祝辞を述べた。

 

 
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