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徹底的に柔道整復師【第34回:被覆包帯法 その4】

2020/05/01

明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦
美作市スポーツ医療看護専門学校
専任教員 丸山顕嘉

 

被覆包帯法 その4 肩・胸・肩甲部

肩、胸部、肩甲部の熱傷などの時の被覆に用いる。

①   三角巾の頂点を下にする。
底辺を3cmほど外側に折り、その折った底辺を患側の肩に斜めに置く。

②   三角巾の端の片方は、健側腋窩を通り背部に回す。もう片方の端は、そのまま、背部へ回し、背部で結ぶ。この時、端の長さは片方を長めにとっておく。(矢印右)

③   患側にある三角巾の頂点を充分に伸ばし、患部の被覆を確認した後、上腕部、腹部にある辺を目的とする範囲まで、折り返す。

④   三角巾の頂点を患側腋窩部の下を通し、背部へ回す。

⑤   背部へ回した頂点と2)で長めに取っておいた端を結ぶ。

⑥   端末を処理して終了とする。

⑦   完成

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