① 患者が最も楽な位置で腕を支える。
※今回は、肘を屈曲位で腕を吊る方法を行う。
徹底的に柔道整復師【第11回:基本的な腕の吊り方 そのII】
明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦
沖縄統合医療学院柔道整復学科
専任教員 丸山顕嘉
基本的な腕の吊り方
② 開き三角巾の頂点を患側の肘(①)、一方の端を健側の肩(②)に当てます。
③ 垂れ下がっている端を患側のわきの下を通す。
④ 上下の端を引き、張りを持たせるように腕を包む。
⑤ わきの下を通した端は背中を回り、健側の肩の上で、もう一方の端と結ぶ。
⑥ 頂点を処理して、腕を包む。
頂点は、留めむすびをするか、折り込んで安全ピンで止めても良い。
⑦ もう一枚三角巾を使用し、2つ折りもしくは4つ折り三角巾を用いて患部全体を体幹に固定する。
結び目は胸の前で本むすびを行う。
※大きさは患者さんの体格によって調整する。
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