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柔道整復師と介護福祉の記事一覧

  • 柔道整復師と介護福祉【第96回:障害者総合支援法の基礎知識ver2】

    自立支援医療の給付 障害のある方が、その障害を軽減するために医療を利用した際の医療費(自己負担額)を軽減できるサービスです。対象となる方は以下の3種類に分かれます。 1. 更生医療 身体障害者手帳の交付を受けており、その障害を手術等の治療によって確実に除去・軽減が期待できる18歳以上の方。 2. 育成医療 身体障害がある児童(18歳未満)で、その障害を手術等の治療によって確実に除去・軽減が期待でき […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第95回:障害者総合支援法の基礎知識ver1】

    障害者総合支援法は、その前身である障害者自立支援法の問題点を考慮した形で新たに施行された法律で、障害のある方の支援を定めています。正式には「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」という名称です。 障害者総合支援法の基本理念 全ての国民が基本的人権を持つ個人として尊重されるように、障害の有無に係わらず共生社会を実現地域社会における日常生活、社会生活を営める様に、障害のある方に対す […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第94回:介護保険の基礎知識ver7】

    2021年改正強化の内容②について解説します。 員数の記載や変更届出の明確化 運営規程や重要事項説明書に記載する従業員の「員数」は、「0人以上」との記載が可能、運営規程の「従業者の職種、員数及び職務の内容」の変更の届出は年1回とされます。 記録の保存等に係る見直し 介護サービス事業者における諸記録の保存、交付等は、適切に個人情報を取り扱った上で、範囲を明確化して電磁的(ICT)対応が原則認められま […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第93回:介護保険の基礎知識ver6】

    2021年改正強化の内容①について解説します。 感染症対策の強化 【施設系】現行の委員会の開催、指針の整備、研修の実施等に加え、訓練(シミュレーション)の実施が義務化されます。【その他のサービス】委員会の開催、指針の整備、研修の実施、訓練(シミュレーション)の実施等を義務づける。3年の経過措置となります。 業務継続の取組の強化 事業継続計画(BCP)等の策定、研修の実施、訓練(シミュレーション)の […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第92回:介護保険の基礎知識ver5】

    ケアプランの有料化【先送り】 本施策の意図は、自宅介護者を支援するケアマネージャが作成する、ケアプランを有料化することで、国の介護費の抑制を検討しております。ケアマネージャは被介護者の自宅を月1で訪問、介護環境の助言、高齢者の身体状態、収入、家庭環境などに見合った介護プランを提案します。利用者が介護保険で福祉用具を購入または貸与により、市町村への申請手続きを利用者の代行をします。このプロセスで発生 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第91回:介護保険の基礎知識ver4】

    2021年介護保険法改正案の特徴 介護保険法改正は、1割負担から所得に応じで2割、3割に変わったのは、前回2018年のことです。いよいよ厚生労働省も本腰を入れてきたと、覚悟をした次の2021年度の介護保険法改正案を見てみると、意外に弱腰になっていました。今回の弱腰に見えた背景には、70歳以上の就業支援を法律で制度化し、診療報酬を75歳以上の所得のある人に2割負担をしてもらってからという意向が推測さ […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第90回:介護保険の基礎知識ver3】

    所得で異なる自己負担割合 介護保険の自己負担割合は、所得に応じて1~3割と幅があります。 2000年の介護保険制度開始当初は、自己負担額は所得に関わらず一律1割でした。中高所得層が福祉サービスよりも負担の少ない病院に入院する「社会的入院」問題、福祉サービス利用時に所得調査が必要で抵抗があるという問題を解消するためにも、所得とは無関係に少ない負担で介護サービスを利用できる制度になっていました。しかし […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第89回:介護保険の基礎知識ver2】

    3年ごとに改正される介護保険制度 介護保険制度は2000年の創設以来3年ごとに、これまで計8回見直されてきました。自己負担割合が「一律1割」から「所得に応じて1~3割」と変更されたのも、制度改正の一環です。少子高齢化の進行スピードの変化や要介護人口の増加、消費税増税など社会情勢は大きく変化しています。時代のニーズを捉えた持続可能な制度にするため、定期的に見直しを実施し必要に応じて改正しているのです […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第88回:介護施設+障害施設or障害施設+介護施設 共生型サービス】

    介護施設+障害施設or障害施設+介護施設 共生型サービス 2018年4月の介護保険法改正では、地域包括ケアシステムの強化に向け高齢者や障害者、障害児が共に利用できる共生型サービスが新設されました。これにより、65歳に達した障害者が、通い慣れた障害福祉事業所から別の介護事業所へ移らなければならないといった問題が解消されるとともに、社会資源に乏しい地域においても、限られた人材を有効活用し、必要なサービ […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第87回:介護保険の基礎知識】

    所得で異なる自己負担割合 介護保険の自己負担割合は、所得に応じて1~3割と幅があります。これはなぜでしょうか。2000年の介護保険制度開始当初は、自己負担額は所得に関わらず一律1割でした。中高所得層が福祉サービスよりも負担の少ない病院に入院する「社会的入院」問題、福祉サービス利用時に所得調査が必要で抵抗があるという問題を解消するためにも、所得とは無関係に少ない負担で介護サービスを利用できる制度にな […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第86回:介護保険制度とは?具体的なサービス内容と制度についてver2】

    介護保険で受けられる介護サービス 介護保険で受けられるサービスには、大きく分けて「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3種類があります。 居宅サービスについて 居宅サービスとは、介護福祉士や訪問看護員が利用者の自宅を訪問し、日常生活の介助を行う「訪問介護」、利用者がデイサービスセンターなどを訪れて介護サービスを受ける「通所介護」など、自宅に居ながら受けられるサービスのことを指しま […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第85回:介護保険制度とは?具体的なサービス内容と制度についてver1】

    「介護保険制度」という仕組みがあるのをご存知でしょうか。介護保険は、自分の老後や家族を介護することになったときにサポートしてくれる心強い制度です。高齢化が進む中、「私にはまだ関係ない」「両親や配偶者はまだ元気そうだから大丈夫」と思っていても、いつ、どのタイミングで身近な人に介護が必要になるかわからない状況です。そこで今回は、これから介護に関わる可能性のある全ての人に向けて、介護保険制度の仕組みや介 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第84回:介護保険制度の保険者機能の強化について】

    2019年12月27日に開催された社会保障審議会・介護保険部会において、2040年を踏まえた2021年度の「介護保険制度改正」の考え方が議論、検証されています。介護保険制度見直しのポイントは次の5つです。 保険者機能の強化とは、「保険者(市町村)ごとの取組状況にはばらつきが見られ、介護保険機能強化が課題となる」の認識を踏まえて、次の4つの分野で見直しが検討されています。 保険者機能の強化を図るため […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第83回:介護保険制度の持続可能性の確保について】

    制度の安定性、持続可能性の確保を図るためには、介護報酬の面でも現役世代の負担が増大することがないようなメリハリをつけた評価が必要となります。また、介護サービスの適正化、重点化を図る前提として、サービスの質に影響が出ていないかを確認する必要もあります。以下に、有識者会議にて議論されているポイントを解説します。 第8期事業計画 本計画期間中に団塊の世代が後期高齢者となる中、現役世代の負担が更に膨らむこ […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第82回:政府の進める地域包括ケアの推進とは?vol.2】

    【生活支援】 高齢期、障害者は、心身の能力の低下、経済的理由、家族関係の変化などの要因があっても、尊厳ある生活を継続できるように生活支援が必要となります。具体的には、食事の準備など、サービス化できる支援から、近隣住民の声かけや見守りなどのインフォーマルサービスまで幅広く存在、担い手も多様化していくことを目標としています。 【介護・医療・予防】 個々人の抱える課題に合わせて「介護・リハビリテーション […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第81回:政府の進める地域包括ケアの推進とは?vol.1】

    高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指して、2025(平成37)年を目途に整備が進められているのが、「地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)」となります。2025年は、第一次ベビーブームと呼ばれる1947年~1949年に生まれた「団塊の世代」の人すべてが75歳以上の後期高齢者になる年。そんな超高齢化社会に求められる介護の在り方とは、どのようなものなのか、 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第80回:資産寿命と人生100年時代を迎える日本】

    現在日本の抱える長寿リスクとは、長生きすることによって、定年後の生活費や医療費、介護費用などの負担、老後の生活に備えた資金が足りなくなり生活が経済的に困窮する現象をさします。男女ともに平均寿命が延び、長生きする人が多くなる一方で、経済的な側面において長生きすることが損害となる「長寿リスク」が深刻化しています。健康長寿による長寿リスクについて解説します。 人生100年時代 厚生労働省の平成30年(2 […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第79回:政府の進める介護人材不足対策とは?】

    高齢化率がさらに高くなっていく日本では、介護人材不足が深刻化しています。介護が必要な人数と必要な介護人材の数を比べ、これからの介護人材確保のための施策について解説します。 将来見込まれる介護が必要な人数 経済産業省によると、少子高齢化がさらに進むと、将来、65歳以上の高齢者の人口率が高くなり、とくに、85歳以上の人口増加が大きくなると推計されています。 1950年から2045年の日本の人口の実績と […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第78回:政府が目指す介護現場の革新とは?】

    現在、介護人材が不足、現役世代が減少していく中、介護現場の生産性向上が喫緊課題とされています。介護ロボットやICTなどのテクノロジーを活用することによって、介護サービスの質の向上および業務効率化を推進することが重要な位置づけとされています。こうした中で、介護ロボットの現況について解説します。 平成30年度の介護報酬改定 介護ロボットの活用促進を図る観点から、特別養護老人ホームおよびショートステイの […]

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  • 柔道整復師と介護福祉【第77回:介護保険が目指す「通いの場」とは?】

    現在、少子高齢化が進む状況下で医療や介護に充てる財源、そしてケアに携わる家族の時間やホームヘルパーの労働力の確保といった問題が山積しています。政府は、将来的に要介護状態にならないための予防施策を掲示、厚生労働省は介護予防のあり方に関する有識者検討会を開き、高齢者が集う「通いの場」の実現に向けて議論。同省が提唱する「通いの場」について解説します。 地域の高齢者が主役の介護予防に向けたプログラムの実践 […]

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