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徹底的に柔道整復師【第31回:被覆包帯法 その1】

徹底的に柔道整復師 特集

明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科
教授 長尾淳彦
美作市スポーツ医療看護専門学校
専任教員 丸山顕嘉

被覆包帯法 その1 頭部

頭部の創傷部を被覆する目的でおこなう。

①   開き三角巾をもちいる。
底辺部を3~5cm折る。

② 折った側を外側にして、眉毛の上に底辺部がくるようにあてる。

③ こめかみに親指をあて、2~4指をつかいながら、三角巾をたぐりよせる。
頭の形ができるまでたぐりよせる。

④ 三角巾の両端を外後頭隆起の下で交差させる。

⑤   両端を前額部の方へまわす。

⑥   額の中央で本結びを行う。

⑦   後ろに垂れた、三角巾の頂点をひっぱり、頭部のシワがなくなるようにして、創傷部に圧迫を加える。

⑧ 三角巾の頂点を外後頭隆起まで巻き込み、落ちないように処理をする。

⑨ 端末処理をして完成

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