これだけは知っておいて【第58回:接骨院の先生たちも「研究発表」をしよう!(そのⅡ)】
明治国際医療大学 教授 長尾淳彦
- 発表原稿は作りましたか?
発表時間に沿った起承転結のあるストーリー性のある原稿を作りましょう。 - 何度も誰かに聞いてもらい発表練習をしよう
自分では、満足する発表でも聴衆がどう理解しているかが大切です。
話していると要らないスライドや足らないスライドが見つかります。
早口でないか?言いたいことが伝わっているか?の確認を練習時に聞いている人に尋ねて発表時間内に収まるような発表原稿とスライドを作成してください。 - 発表態度や服装に気を付けましょう
発表中、原稿ばかり見て猫背になり聴講者がいるフロアに一度も視線を向けない人も稀におられます。背筋を伸ばしフロアの反応を見ながら余裕ある発表が出来ればいいですね。
また、発表現場にふさわしい服装で参加しましょう。 - レーザーポインターの使用について
スライドの説明にはレーザーポインターを上手に使うと聴衆者は発表を理解し易くなります。気が高ぶってポインターを振り回す人もいますがレーザー光が聴衆側に当たるので注意しましょう。 - 発表はゆっくりと適量な声で
本番は緊張のあまり早口で起承転結もわからなくなります。
マイクの音量がどれくらいかを最初に掴み、会場内に柔らかく聞こえる程度の声で発表してください。大きすぎても小さすぎてもダメです。
また、タイムキーパーや座長が鳴らすベルに焦って頭の整理が出来なくなるようです。発表ストーリーの中で一区切りづつで深呼吸などして間を取ると聞きやすく理解される発表となります。
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