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スペシャルインタビュー:民進党神奈川県第7区総支部長 中谷一馬氏

インタビュー 特集

中谷一馬氏は、幼少の頃から厳しい環境に身を置かれピュアな心で世の中の矛盾を真っ直ぐ見つめてきた。それ故に前へ前へと時代を切り拓いていく逞しいパワーを持ち備え、生来の明るさが眩ゆい程の青年である。そんな中谷氏が政治家への道を志し、政治家としての実績も積んできた。また中谷氏は、柔道整復師の国家資格も保持している方である。
この若き政治家は、必ずや柔道整復の未来を良くしてくれる方であり、一緒に改革を目指すことが不可欠である。

全ての人々が幸せであるといえる社会に変えるために、私はどこまでも諦めずに走り続けたい!!

民進党神奈川県第7区
総支部長
中谷 一馬 氏

―中谷一馬さんは、呉竹鍼灸柔整専門学校をご卒業ということですが、卒業後何故接骨院勤務をされなかったのでしょうか?また何故呉竹鍼灸柔整専門学校に入学されたのでしょうか?
その動機についても教えてください。

私は、貧しい母子家庭で育ちました。母が私と妹二人をなんとか養っていこうと朝から晩まで働きに出てくれましたが、ある時期に無理が祟って身体を壊し、寝込むようになりました。こうした状況の中、私は厳しい家計を支えるために、中学を卒業後、高校へは進学せずに、社会へ働きに出ました。
しかし中卒の私が社会に出てもなかなか上手くいかず、挫折をして道を逸れた苦しい時期もありました。そんな刹那的な日々を過ごしていたある時、画家であるポール・ゴーギャンの絵を見ました。「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」というタイトルが付けられた作品です。それを見たときに、私たちは何のために生まれてきて、この一時代で何を成して、どう死んでいくのだろう――。そう思いました。
そうした中で、「たった一度の人生ならば人の役に立つ人生を歩みたい。」と思うようになり、人の役に立つ仕事の代表的な仕事はなんだろうということを考えた時に政治家という道に行き着きました。

しかし私も政治家になる前は、政治になんて何も期待していないし、何を言っても変わらない。もっと言えば、どうせ政治家なんて悪いことばっかりしているんじゃないかと思っていた若者の一人でした。ただ、ある時期に気付くんです。政治に対して文句を言っていても国は良くならないし、何も変わらない。だったら、意味がない不平不満に口を動かすのではなく、自分たちの手で政治を変えていきたい。そんな想いで政治の道を志しました。ただ、政治の世界はリスクも高く、なれるかどうかもわからないですし、なってからも当選し続けることは難しいと当時から考えていました。

その時に、女手一つで私たち兄妹を育ててくれた、母の老後の面倒も見れないようなドラ息子には、なりたくないと思っていましたので、どう失敗してもちゃんと家族を養っていけるよう、手に職だけはつけておこうと思いました。

そしてその仕事もやはり人の役に立つ仕事がいいという思いで、柔道整復師を目指し、呉竹鍼灸柔整専門学校に進学をしました。
そうした経緯から、在学中には、自民党学生部にて副委員長を務めた後に、元総理大臣のドライバーのアルバイトをしたりと政治活動を主として活動していました。柔道整復師の勉強と政治活動の両立はとても大変でしたが、ドライバー業務の待ち時間に、黙々と国家試験の勉強をするなどして、なんとか無事に柔道整復師の国家資格を取得することができました。卒業後は、当初から目標としていた政界に進み、秘書から県議会議員への道を歩みました。選挙の時には、柔道整復師の多くの仲間達が助けてくれました。現在は、衆議院議員を目指して活動を行っています。

次回はしっかりと当選し、柔道整復師初の国会議員として、お世話になった柔道整復師界の皆様と施術を受ける患者の皆様にしっかりとご恩返しできるように今後も頑張りたいと思います。

―日本では超高齢化社会が急速に進行し、逼迫する医療保険財政を考えた時、柔整は保健医療の面でも十分な費用対効果において活躍が期待されると考えます。”柔整は、高度診断機器、薬物を用いることなく医療先進国、日本で非医師として尚存在し続けており、その事から柔道整復学は世界的に多くの人々を救い得る有用な学問となる可能性を秘め、「国際化」の可能性も大きい。”発展途上国では人口の6~8割が経済的理由で西洋医学の恩恵を受けていない”と言われております。
医療先進国と途上国における伝統・相補、代替医療は、双方とも経済的理由で必要であるものの、その役割や捉え方に違いがあるように感じます。日本の柔道整復は世界の民族医療に〝柔道セラピー〟として仲間入りしましたが、医療先進国、日本において、なお存続している柔道整復は医療先進国ばかりでなく発展途上国においても有用性が高いとしてモンゴル国等で柔整師が JICAの草の根活動で国際交流を通して医療支援と医療指導を10年行っており現にモンゴル国の草の根活動で立証済みです。
中谷一馬さんは、こういった活動をどのように思われますか?

2002年、WHOにて日本の伝統医療「柔道整復術」が「Judo therapy(柔道セラピー)」として正式に認知されました。そして元横綱の朝青龍が日本で施術を受けた際、骨折・脱臼・捻挫といったケガを治療する保存療法に優れている柔道整復術に感銘を受け、母国への導入の橋渡しをされたことではじまった事業と聞いています。

先般、工藤鉄男会長を中心とした(公社)日本柔道整復師会(日整)の皆様からも本件について、詳細を教えて頂きましたが、日整、外務省、JICA(国際協力機構)などが10年以上にわたり、技術の普及に尽力した成果だと思います。発展途上国においては、道路事情や医療インフラの整備不足、医療従事者の知識不足等により適切な治療を受けられず、後遺症を患ってしまうケースも多く、これら外傷への対応は大きな課題となっています。

これらの課題を解決させるため、まずはモンゴルにおいて地方医師に向けた講習会や、医師を目指す学生への講義、市民への応急手当の講義などに加え、研修生を日本に招き研修等も行われたということです。そしてモンゴルでは、そのニーズの高まりから、唯一の国立医科大学であるモンゴル国立健康科学大学に、柔道整復術を学ぶ、「ほねつぎ学科」コースが誕生しました。
高価な医療器具を使わず、手と針金でつくる固定具と施術者の腕一本の技術で治療ができる整復術は、エックス線設備が普及していない発展途上国の医療機関などでもニーズがあると思いますし、世界でも大きく拡大していく可能性があると思います。

日本でも医療費が増大する中、安価で治療が受けられる日本の伝統技術である柔道整復の技術をより発展させ、拡げていくことが医療制度を守ることに繋がると確信しています。
私も柔道整復師の端くれとして、今後も政界からこうした活動を応援していきたいと思います。

―柔道整復療養費検討専門委員会や柔道整復師養成施設カリキュラム等改善検討会が開催され議論が繰り広げられております。もしご意見等があればお聞かせください。

柔道整復療養費検討専門委員会の正式名称は「社会保障審議会医療保険部会 柔道整復療養費検討専門委員会」でありまして、名前の通り、2年に1度の療養費改定に関連する議論を主として開催されています。

2012年10月に第1回が開催され、現在で10回開催されており、保険者から5名、有識者(整形外科医や大学教授等)から5名、施術者代表から5名の専門委員で構成(事務局に厚労省保険局医療課)されています。この専門委員会が設置されたことにより、どのように議論が進んでいるのか、専門委員以外の方も傍聴できるようになりましたので、透明性が確保されました。

昨今の議題としては、反社会的勢力が絡んだ不正請求問題、不適切な広告の是正、施術管理者の研修受講・実務経験関係、電子請求の導入に向けたモデル事業など多岐に渡る議論が展開されています。この中で、私が特に注目しているのは、反社会的勢力が絡んだ不正請求問題についてです。裏社会の勢力が表社会の社会・経済活動に介入し、それが裏社会の資金源となることは健全な社会システムの営みに重大な脅威を与えるものであります。
こうした状況から、社会と国が総力をあげて、暴力支配と反社会的勢力からの決別をあらゆる分野において求め、実行されております。今回の柔道整復師業への侵攻は、反社会的勢力への締めつけが資金源の枯渇をもたらし、その結果、表社会の経済・社会活動分野のうち比較的緩やかなところに侵攻するようになったものと想定されます。

先人達の努力によって、長い歴史を経て柔道整復術は社会的な役割を果たし、国民各層から愛され、信頼されてきました。それが心なき者によって、その信用が損なわれることは社会的損失です。現在議論が行われている反社会的勢力によって汚染された部分をすみやかに浄化し、且つ、その侵攻を防ぎ、自浄能力を発揮することが重要ですので、国や業界団体が一枚岩となって、汚染防止、その浄化に力を合わせて取り組みを進めて行くことが必要不可欠であると考えます。

また、柔道整復師養成施設カリキュラム等改善検討会とは、こちらも文字通り、学校養成施設及び大学のカリキュラム等について議論を行う検討会です。
柔道整復師養成教育は、大学教育の一つとして取り入れられ、その発展が大きく期待されています。柔道整復術は臨床経験によって発達してきたものであり、技術の向上は柔道整復師の社会的評価に直結します。こうした観点から柔道整復師は専門家としての品格を持ち、高い整復術と倫理観を修得することが大切であります。
柔道整復師の質の確保を目指すため、単位数の増加、必要最低履修時間の設定、臨床実習の拡大、専任教員の要件などについて十数年ぶりに大幅に改正され、平成30年4月より施行されます。授業時間が増えますので、学校・学生ともに負担感があるかもしれませんが、国民医療の一翼を担う柔道整復師にとって質の向上は不可欠です。この改正により医療家としての質が確保されることを期待しています。

今回の改正のもう1つの目玉は、これまで学校が持っている施術所のみで臨床実習が行われてきましたが、臨床実習時間が大幅に増えたことから、学校が持つ施術所のみでは対応できなくなりますので、外部施術所も臨床実習の対象院となります。認定をされるには、一定の条件があり講習の受講などが必要となりますが、いわゆるインターン生を受け入れることになりますので、採用に結び付ける良い機会になると捉えられていると聞いています。

低経済成長が常態化している中で、人々が健康に恵まれた安心・安全の長寿生活を送るための持続可能な保険医療システムを保持するには、低コストな医療資源が求められます。その1つである柔道整復療養が、地域医療を支える専門職として、期待され続ける存在であれるように、今後も後進の柔道整復師の育成に関しましては、私もできる限りの尽力をしていきたいと思います。

―民進党に統合医療を普及・促進する議員の会・柔道整復師小委員会があるのをご存知でしょうか?柔道整復業界は100以上もの団体があるといわれ、その代表の方々が共同のテーブルにつける唯一の場ともなっております。小委員会への意見などございましたらお聞かせください。
また(一社)全国柔道整復師連合会という組織がございます。その全柔連と(公社)日本柔道整復師会が一緒になって、少しでも横の連携を強化しようとされています。業界団体が一つになることは、長年いろんな方が提唱されているにも関わらず、難しいと聞いております。
中谷一馬さんはどういったことが望ましいと思っていらっしゃいますか?

政治的な視点からお話をさせて頂きますと、一般的に国家資格で公に認められた法的な権力と政治力が反比例することが多々あります。

取得難易度の高い資格ほど多岐にわたる権限が認められる傾向にあります。その一方で、政治的な力が必要となり、結果として大きな力を持つ傾向にあるのは、自分たちの仕事領域への侵害を防ぎ、同時に拡大していく必要性のある有資格者の団体です。
具体例を申し上げれば、法律関係資格のうち弁護士は、その資格により行政書士業務、司法書士業務、社会保険労務士業務、税理士業務、弁理士業務などを扱うことが可能です。これに対し、資格要件や仕事の権利範囲を主張する側にいる士業の団体は、結束も固く、政治力も強くなる傾向があります。なぜならば、権利範囲が限定されている側の有資格者団体にとっては、さらなる仕事の権利範囲の拡大を図ることでチャンスが生まれますし、限定されていない有資格者から仕事の権利範囲を守ることも不可欠となりますので、声をあげる必要性が高くなるからです。

しかしながら、医療業界に関して言えば、法的な権力と政治力はイコールで比例しているように感じます。その一因として、業界団体が一枚岩でまとまっていないことがやはり関係していると想像します。
国でルールや予算配分を行う時には、やはり有資格者たちの意見がバラバラであればあるほど、足元を見られてしわ寄せを受けやすくなります。一人一票の権利を持つ民主主義国家で、強い政治力を持つためには、当然ながら人数が多いことが好条件となりますので、横の連携が強化されることが、望ましいことは申し上げるまでもございません。

こうした観点からも、やはり柔道整復師関係の団体は、将来的な展望を見据えて話し合いをしていくべきであると考えます。
民進党内部にも、「柔道整復師の業務を考える議員連盟」や統合医療を普及・促進する議員の会の分科会である「柔道整復師小委員会」などがございますが、団体間の円滑な議論を促すことを牽引して頂きたいと思います。

ただ、論理立てた正論が必ずしも実情を反映されているのかといえばそうではありません。業界団体が一つになることは、長年いろんな方が提唱されているにも関わらず、実現できていないということは、私などでは想像もできないほど難しい問題があるのかもしれません。もちろん一人ひとり違う人間ですから、団体間で意見が食い違う部分があるのは当たり前のことです。しかし、その意見が違う者を排除していくことでは、何も生まれません。

大同小異、多様な意見を是々非々でぶつけ合いながらも、柔道整復師として一致できる点に関しては、共に力を合わせて一枚岩で対して挑んでいった方が、国もその意向を無視できないと思います。
私のような若輩者が意見を申し上げるのは、大変恐縮ではございますが、諸先輩方には、未来の柔道整復師と患者に何を残していくのかということを展望して、業界の歩を進めて頂きたいと考えております。

―地域包括ケアシステムへの柔道整復師の参入について、これまでもずっと地域貢献をされ地域密着型の柔道整復師は今後どのような努力が必要であるとお考えでしょうか?

これからは、人生100歳の時代がやってきます。私たちもそれに備えたライフプランを考え、行政もそれらに対応した施策が必要です。
自分自身が柔道整復師の資格をもつ医療従事者ということもあり、医療・介護・健康・福祉の分野の政策には、思い入れがあります。

シルバー世代の方々が、いつまでも元気に活躍できる社会を構築するためには、未病を改善し、健康寿命を延ばす取り組みを進めることが必要だと考えています。もちろん、病気をしてしまったり、体が不自由になってしまった方には、安心して普通の生活ができるように介護、福祉を充実させなければいけませんし、誰でも十分な医療を受けられる環境を作ることが重要です。
そうした観点から、まずは、誰もが必要な医療を適切に受けられるようにするために、リーズナブルで質の良い医療をいつでもどこでも受けられるシステム作りを行いたいと考えています。

医療保険制度全体の安定的な運営のため、保険者間の負担の公平化など医療保険の一元的運用を進め、国民皆保険を堅持し、安心できる医療保険制度を今後も推進したいと思います。また医療のICT化を推奨し、医療ビッグデータのオープン化による医療研究の発展や医療費の削減を目指すと同時に健康診断結果・レセプト(診療報酬明細書)などのビックデータ解析による、科学的な未病対策を推し進めることが必要です。さらには、介護分野に関して言えば、かかりつけ医と訪問看護など医療と介護の連携推進とサービス付高齢者住宅の確保など安心して暮らせる住宅の提供が必要です。
在宅サービスの充実、配食や見守りなど生活援助サービスの促進などにより、介護が必要となっても住み慣れた地域で暮らせるように、高齢者のニーズにあった地域包括ケアシステムの構築を進めることで、しっかりとした介護・福祉制度を確立し、私たち若者世代が高齢者になった時にも安心して生活ができるような制度を実現したいと思います。

その中で、柔道整復師の役割は重要です。地域の医療に携わる柔道整復師が担う役割の一つとして、QOL(生活の質)を向上させることに対するニーズがあります。医師よりも廉価でそれを担うことができる柔道整復師が、地域包括ケアシステムの中で、社会的に信頼される専門職としての地位を確保することができれば、選択の幅を提供することになります。
このことは結果として、健康産業が拡大する中で、日常的な疾患の医療に関して、柔道整復業務自体が医師の行う保険医療を補完し、長寿・健康社会の充実に貢献する可能性を広げることに繋がります。
そうした中、厚生労働省 医療保険部会 柔道整復療養費検討専門委員会においても、「在宅医療・在宅介護を推進し、高齢者が住み慣れた地域で継続して生活できるよう地域包括ケアシステムを構築する中で、柔道整復師もその専門性を生かした役割を果たしていくことが求められる。」という見解が示されました。地域医療を担ってきた医療従事者として、地域医師会や多職種間での連携を図り、生活圏域における介護予防支援、生活支援、認知症の初期支援、そして地域支援事業の担い手としても介護保険サービスにおける機能訓練指導員としての活躍が求められています。

しかしながら、こうした役割を認識している柔道整復師は、まだ少数であり、特に新たな有資格者たちには認識がゆき届いていないように感じます。結果として地域社会でも柔道整復師がその役割を担おうとしているということが認知されているかといえば、地域によってマチマチのように感じますので、推進を図っていくのであれば、さらなる努力を積み重ねていかなければなりません。

また、資質を担保する意味合いからも今後は、介護予防、機能訓練において柔道整復師がどのように関わっていくのか、業界内で見解を統一し、ある程度の地域性ルールにも対応できる汎用性を持たせたガイドライン等を取り決めていくことも必要ではないかと思います。
私も柔道整復師の仲間たちと連携しながら、高齢者の皆様が長生きして良かったと一人ひとりが明日に”希望”が持てる社会づくりを進めていけるように日々精進頑張ります。

―今後の夢や抱負をお聞かせください。

幼少期、貧しさと暴力が身近にある環境・境遇で育った私は、どうすれば、貧困から抜け出せるのか。どうすれば、暴力を無くすことができるのか。誰よりも考えて生きてきた人間の一人であると自負を持っています。

だからこそ、豊かさと平和の尊さは、誰よりも身に染みて感じています。そんな私は、全ての生きる人が豊かさと平和を享受できるサステイナブルな世の中を創りたいと考えています。
この理想を追求するためには、何をすれば良いのか。
世の中をより良くするためには、私たち一人ひとりが社会の”一隅を照らす”ことが大切です。

国民一人ひとりが社会の問題点に対して、自分の見える範囲のことをできる限りの改善をする。仮に、この世に生きる全ての人が、ステージに応じた社会の問題点を真剣に考え、それを解決するためのアプローチができる社会を創ることができれば、理想の世の中は、必ず実現できると確信をしています。

その中で私は、自分自身の体験から得た、どんな人でも「やればなんでも出来る」「努力をし続ければ、夢は叶えられる」という想いを自らが体現し、社会で実証したいと考えています。

現状に屈するか、未来を拓くか。全ては、私たち自身の行動が未来を決めます。

私が掲げる理想の世の中を創るには、20年、30年、もしくは100年かかるかもしれません。それでも、この改革を諦めずに断行することが、人類の希望に繋がると信じて走りたいと思います。この国の未来のために。
そしてこの想いに共感をして下さる方がいれば、大事な誰かのために、一人ひとりの未来をより良くするために、一緒に行動を起こしてほしいのです。

「諦めずにやり続ければ夢は必ず実現できる」

この信念をモットーに、私は地域から日本を変え、日本から世界を変え、世界から未来を変えていく。少なくとも、私たち若者世代が社会のトップに立つときには、他のどの世代がトップに立っていたときよりも”理想”に一番近い時代を実現したいと考えています。

今までどの世代も成しえなかった”全ての生きる人が幸せであれる”夢物語のような世界を私たちみんなの力で創っていくことが、私の政治家としての野望であり目標です。

この想いに共感を頂ける方は、共に社会をより良く変えていきましょう。

この度、幻冬舎から「だから政治家になった」母子家庭・貧困育ちの不良少年から、上場企業の創業に参画し、元首相の秘書を経て、県政史上最年少議員に当選した、中谷一馬が政治家になった理由。という拙著を上梓させて頂く運びとなりました。
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本書では、私が政治家として何を考え、何を成し、今後どのような未来を創ろうとしているのかを記載しています。ご高覧頂き、この想いを共有してくださる方がいらっしゃれば幸甚です。
本書を通じて、一人でも多くの人が、何かを変えるための行動を起こすきっかけとなれば、著者としてそれほどうれしいことはありません。

今回のインタビュー記事は、質問内容に対し、中谷一馬氏が真摯に執筆、ご回答くださったものです。(長文のため一部割愛させて頂いています)

中谷一馬氏プロフィール

1983年8月30日生。
貧しい母子家庭で育つ。厳しい経済環境で育ったことから、経済的な自立に焦り、日吉中学卒業後、高校には進学せず、社会に出る。
だがうまく行かず、同じような思いを持った仲間たちとグループを形成し、代表格となる。しかし「何か違う」と思い直し、横浜平沼高校に復学。卒業後、働きながら呉竹鍼灸柔整専門学校にて柔道整復師の資格を取得。その後、慶應義塾大学に進学。
その傍ら、飲食店経営や東証一部に上場したIT企業の創業に役員として参画する中で、人の役に立つ人生を歩みたいと政界進出を決意。
元総理大臣の秘書を務めた後に、27歳で神奈川県議会における県政史上最年少議員として当選。県議会議員時代には、World Economic Forum(通称:ダボス会議)のGlobal Shapers2011に地方議員として史上初選出され、33歳以下の日本代表メンバーとして活動。
また第7回マニフェスト大賞にて、その年に一番優れた政策を提言した議員に贈られる最優秀政策提言賞を受賞。さらには、日米青年政治指導者交流プログラム日本代表メンバーとして訪米。
現在は、立憲民主党 衆議院議員 神奈川県第7区(横浜市港北区・都筑区)として多方面で活動中。

著書:「だから政治家になった」幻冬舎 http://amzn.asia/gKCFvZK

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