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柔道整復師国家試験対策【第105回:生理学(1)】

分野別問題 国家試験対策

生理学(1)

1誤っているのはどれか。

  • 細胞は細胞外液中に存在する
  • 細胞外液は内部環境と呼ばれる
  • 内部環境は常に変動している
  • ホメオスタシスとは種族保存機能である

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解答 4

4.ホメオスタシスとは種族保存機能である

2ATP合成に関与しているのはどれか。

  • ミトコンドリア
  • 小胞体
  • ゴルジ装置

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解答 2

2. ミトコンドリア

3エネルギーを使用せず濃度の均一化のために物質が移動する輸送形式はどれか。

  • 拡散
  • 浸透
  • 濾過
  • 膠質浸透圧

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解答 1

1.拡散

4ペプチドホルモンの細胞内から細胞外への移動形式はどれか。

  • 共輸送
  • 単純拡散
  • 促通拡散
  • 開口分泌

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解答 4

4. 開口分泌

5エンドサイトーシスはどれか。

  • ナトリウムポンプ活動
  • 腎尿細管における水の再吸収
  • マクロファージによる異物貪食
  • 神経終末からのアセチルコリン分泌

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解答 3

3.マクロファージによる異物貪食

6細胞膜でのグルコースの移動を担うのはどれか。

  • 拡散
  • 受容体
  • チャネル
  • 輸送体

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解答 4

4. 輸送体

7血清成分に含まれないものはどれか。

  • アルブミン
  • グルコース
  • フィブリノーゲン
  • 無機塩類

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解答 3

3. フィブリノーゲン

8血漿膠質浸透圧への影響が大きいのはどれか。

  • アルブミン
  • グルコース
  • グロブリン
  • ナトリウム

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解答 1

1. アルブミン

9血清中に、A抗原(A凝集原)に対する抗体を持つものはどれか。2つ選べ。

  • A型
  • B型
  • AB型
  • O型

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解答 2・4

2. B型
4. O型

10老化した赤血球が破壊される臓器はどれか。

  • 心臓
  • 骨髄
  • 腎臓
  • 脾臓

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解答 4

4. 脾臓

11血液凝固因子でないのはどれか。

  • プロトロンビン
  • フィブリノゲン
  • ビタミンK
  • カルシウムイオン

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解答 3

3. ビタミンK

12線維素溶解現象で分解されるのはどれか。

  • グロブリン
  • トロンビン
  • フィブリン
  • プラスミン

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解答 3

3. フィブリン

13成人の血液で正しいのはどれか。

  • 赤血球の容積比率に性差はない
  • 血漿は体重の約5%である
  • 血小板は核を有する
  • ヘマトクリット値は血液中の液体成分の割合を示す

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解答 2

2. 血漿は体重の約5%である

14肥満細胞と結合してヒスタミンを遊離する免疫グロブリンはどれか。

  • IgA
  • IgE
  • IgG
  • IgM

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解答 2

2. IgE

15心電図について誤っている組合せはどれか。

  • P波 ― 洞房結節の興奮
  • QRS波 ― 房室結節の興奮
  • T波 ― 心室の興奮回復
  • PR間隔 ― 房室伝導時間

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解答 2

2.QRS波 ― 房室結節の興奮

16健常者において歩調取りとして働いている部位はどれか。

  • 心房筋
  • 洞房結節
  • ヒス束
  • 房室結節

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解答 2

2. 洞房結節

17正常な固有心筋に認められないのはどれか。

  • プラトー
  • 歩調とり電位
  • オーバーシュート
  • Ca2+の細胞内流入

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解答 2

2. 歩調とり電位

18スターリングの心臓の法則はどれか。

  • 心室拡張期容積が増加すると一回拍出量が増加する
  • 電気的興奮は刺激伝導系によって心室全体に広がる
  • 心臓は外部から刺激がなくても自発的に興奮・収縮する
  • プラトー相に細胞内へ流入するカルシウムイオンが収縮の引き金になる

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解答 1

1. 心室拡張期容積が増加すると一回拍出量が増加する

19第Ⅰ心音の聴取時期はどれか。

  • 心房収縮期
  • 等容性収縮期
  • 駆出期
  • 等容性弛緩期

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解答 2

2. 等容性収縮期

20ジョギングをしている時の循環系の変化で正しいのはどれか。

  • 静脈環流量は減少する
  • 胃や腸への動脈は拡張する
  • 下肢筋郡への動脈は拡張する
  • 収縮期血圧は低下する

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解答 3

3. 下肢筋郡への動脈は拡張する

21他血管と比べた交換血管の説明で誤っているのはどれか。

  • 総断面積が最も広い
  • 血流速度が最も遅い
  • 血圧が最も低い
  • 平滑筋を欠く

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解答 3

3. 血圧が最も低い

22動静脈吻合が発達している組織はどれか。

  • 心臓
  • 皮膚

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解答 4

4. 皮膚

23次の中で血圧を上昇させる働きを有するものはどれか。

  • 血管拡張
  • バゾプレッシン
  • 心収縮力低下
  • 血管弾性力の増加

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解答 2

2. バゾプレッシン

24心拍出量を増やすのはどれか。

  • 心拍数の低下
  • 心室収縮力の低下
  • 全身末梢血管抵抗の低下
  • 心室拡張末期容量の低下

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解答 3

3. 全身末梢血管抵抗の低下

25肺胞換気量は、一回換気量から何を引いたものか。

  • 残気量
  • 機能的残気量
  • 死腔量
  • 予備呼気量

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解答 3

3. 死腔量

26肺気量分画の大きさで正しいのはどれか。

  • 肺活量>予備呼気量
  • 予備吸気量>肺活量
  • 残気量>機能的残気量
  • 予備呼気量>機能的残気量

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解答 1

1. 肺活量>予備呼気量

27二酸化炭素の運搬に関与するもので誤っているのはどれか。

  • 重炭酸イオン
  • カルバミノ化合物
  • 血漿タンパク
  • カルシウムイオン

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解答 4

4. カルシウムイオン

28ヘーリングブロイエル反射の受容器はどれか。

  • 頸動脈洞圧受容器
  • 酸素受容器
  • 肺伸展受容器
  • 二酸化炭素受容器

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解答 3

3. 肺伸展受容器

29呼吸中枢が存在する部位はどこか。

  • 延髄
  • 間脳
  • 小脳

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解答 1

1. 延髄

30酸塩基平衡で二酸化炭素の体外への排出低下によって起こるのはどれか。

  • 呼吸性アシドーシス
  • 呼吸性アルカローシス
  • 代謝性アシドーシス
  • 代謝性アルカローシス

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解答 1

1. 呼吸性アシドーシス

31呼吸筋の仕事量を増大させる因子の組み合わせはどれか。

  • 肺コンプライアンスの増加 ― 気道抵抗の増加
  • 肺コンプライアンスの増加 ― 気道抵抗の低下
  • 肺コンプライアンスの低下 ― 気道抵抗の増加
  • 肺コンプライアンスの低下 ― 気道抵抗の低下

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解答 3

3. 肺コンプライアンスの低下 ― 気道抵抗の増加

32潜函病発症時の血漿組成はどれか。

  • 血中O2含有量増大
  • 血中N2含有量増大
  • 血中CO2含有量低下
  • 血中HCO3含有量低下

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解答 2

2. 血中N2含有量増大

33食物が胃に入ることで起こる胃液分泌機序はどれか。

  • 胃相
  • 腸相
  • 脳相
  • 基礎相

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解答 1

1. 胃相

34膵液に含まれる重炭酸塩の役割はどれか。

  • 脂肪の乳化
  • 胃酸の中和
  • 胆汁分泌の促進
  • ペプシノゲンの活性化

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解答 2

2. 胃酸の中和

35セクレチンの作用はどれか。2つ選べ。

  • 胃運動亢進
  • 胆嚢収縮
  • 膵重曹水分泌
  • 胆汁分泌

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解答 3・4

3. 膵重曹水分泌
4. 胆汁分泌

36消化酵素で正しいのはどれか。

  • アミラーゼは脂質を分解する
  • リパーゼは炭水化物を分解する
  • トリプシンは炭水化物を分解する
  • ペプチターゼはタンパク質を分解する

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解答 4

4. ペプチターゼはタンパク質を分解する

37胆汁分泌に関与するのはどれか。2つ選べ。

  • ガストリン
  • セクレチン
  • プチアリン
  • コレシストキニン

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解答 2・4

2. セクレチン
4. コレシストキニン

38消化管からそのまま吸収されるのはどれか。

  • グルコース
  • 蛋白質
  • 中性脂肪
  • デンプン

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解答 1

1. グルコース

39誤っているのはどれか。

  • 振子運動は大腸で著明である。
  • 分節運動は胃で著明である。
  • 嚥下運動は咽頭・食道で著明である。
  • 消化管運動の主体は蠕動運動である。

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解答 2

2.分節運動は胃で著明である。

40体温について誤っているのはどれか。

  • 日周期リズムをもつ
  • 新生児は環境温の影響を受けやすい
  • 老年になると一般に上昇する
  • 食後は一過性に上昇する

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解答 3

3. 老年になると一般に上昇する

41体温調節中枢の設定温度が上昇した時に生じるのはどれか。

  • 解熱
  • 発汗
  • ふるえ
  • 皮膚血管の拡張

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解答 3

3. ふるえ

42体温上昇が起こらないのはどれか。

  • プロゲステロンの分泌
  • 筋肉の律動収縮
  • 摂食行動
  • 発汗量の増大

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解答 4

4. 発汗量の増大

43体温調節中枢に作用してセットポイントを上昇させる物質はどれか。

  • エリスロポエチン
  • コルチゾール
  • ヒスタミン
  • プロスタグランジン

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解答 4

4. プロスタグランジン

44うつ熱で認められないのはどれか。

  • 体温の上昇
  • 発汗量の増大
  • 発熱物質の増加
  • 温ニューロンの興奮

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解答 3

3. 発熱物質の増加

45熱放散に関与するのはどれか。2つ選べ。

  • 不感蒸散
  • 精神性発汗
  • 皮膚血管拡張
  • 特異動的作用

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解答 1・3

1. 不感蒸散
3. 皮膚血管拡張

46汗腺で正しいのはどれか。

  • 自律神経二重支配である。
  • ノルアドレナリンを受容する。
  • エクリン腺は全身に分布する。
  • アポクリン腺は精神性発汗に関与する。

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解答 3

3. エクリン腺は全身に分布する。

47暑熱順化によるのはどれか。

  • 基礎代謝量の低下
  • 発汗量の低下
  • 皮膚血流量の低下
  • 汗中NaCl濃度増大

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解答 1

1. 基礎代謝量の低下

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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