HOME 国家試験対策 分野別問題 柔道整復師国家試験対策【第101回:外科②】

柔道整復師国家試験対策【第101回:外科②】

分野別問題 国家試験対策

外科②

1全身麻酔はどれか。

  • 表面麻酔
  • 静脈麻酔
  • 浸潤麻酔
  • 硬膜外麻酔

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解答 2

2. 静脈麻酔

2筋弛緩薬を必要とするのはどれか。

  • 吸入麻酔
  • 脊椎麻酔
  • 表面麻酔
  • 浸潤麻酔

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解答 1

1. 吸入麻酔

3意識が消失するのはどれか。

  • 表面麻酔
  • 吸入麻酔
  • 浸潤麻酔
  • 脊椎麻酔

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解答 2

2. 吸入麻酔

4伝達麻酔でないのはどれか。

  • 脊椎麻酔
  • 硬膜外麻酔
  • 浸潤麻酔
  • 神経ブロック

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解答 3

3. 浸潤麻酔

5正しい組合せはどれか。

  • 表面麻酔 - 開胸手術
  • 脊椎麻酔 - 虫垂炎手術
  • 硬膜外麻酔 ― う歯治療
  • 浸潤麻酔 - 皮膚炎治療

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解答 2

2. 脊椎麻酔 - 虫垂炎手術

6脊髄くも膜下麻酔について誤っているのはどれか。

  • 術中合併症に呼吸障害がある
  • 術後合併症に頭痛がある
  • 胸部の手術に適応される
  • 穿刺部位は腰椎下部である

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解答 3

3. 胸部の手術に適応される

7誤っているのはどれか。

  • 連続した2本以上の肋骨骨折では奇異呼吸がみられる
  • 外開放性気胸では縦隔動揺が出現する
  • 緊張性気胸では縦隔が患側に偏位する
  • 内開放性気胸では血胸となることがある

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解答 3

3. 緊張性気胸では縦隔が患側に偏位する

8X線所見で腸腰筋縁の不明瞭化が認められた際の損傷臓器はどれか。

  • 心臓損傷
  • 肺損傷
  • 腎損傷
  • 胃損傷

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解答 3

3. 腎損傷

9右第9肋骨骨折時に合併する可能性があるのはどれか。

  • 腎損傷
  • 肝損傷
  • 脾損傷
  • 胃損傷

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解答 2

2. 肝損傷

10ドライバー外傷で誤っているのはどれか。

  • シートベルトによる損傷がもっとも多い
  • ダッシュボード外傷により骨盤骨折が発生する
  • ハンドル外傷により縦隔損傷が発生する
  • 追突衝撃によりムチ打ち症が発生する

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解答 1

1. シートベルトによる損傷がもっとも多い

11腹部鈍的外傷で後腹膜血腫がみられたときの損傷臓器はどれか。

  • 肝臓
  • 膵臓
  • 空腸

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解答 2

2. 膵臓

12正しいのはどれか。2つ選べ。

  • 自家移植は同一家族内での移植である
  • ヒト対ブタ間で行うのは異種移植である
  • 同系移植では免疫抑制剤が必要である
  • 一卵性双生児間での移植では拒絶反応が無い

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解答 2・4

2. ヒト対ブタ間で行うのは異種移植である
4. 一卵性双生児間での移植では拒絶反応が無い

13親子間での移植はどれか。

  • 自家移植
  • 同系移植
  • 同種移植
  • 異種移植

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解答 3

3. 同種移植

145歳の女子、朝食にそばを食べた後、意識混濁を生じた。病院へ搬送した時には呼吸困難も出現し、収縮期血圧が45mmHg以下と低下していた。考えられるのはどれか。

  • 閉塞性ショック
  • 神経原性ショック
  • 敗血症性ショック
  • アナフィラキシーショック

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解答 4

4. アナフィラキシーショック

1530歳男性。打ち上げ花火を手持ち花火と勘違いし着火。あまりの火力に右上肢全体と顔面にⅡ度の熱傷を受けた。熱傷面積はどれか。

  • 12%
  • 18%
  • 27%
  • 40%

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解答 2

2. 18%

16超音波検査の適応でないのはどれか。

  • 乳腺腫瘍
  • 腎腫瘍
  • 甲状腺腫瘍
  • 肺腫瘍

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解答 4

4. 肺腫瘍

1729歳女性。長時間労働とストレスから考え事をしながら歩行中、転倒し頭部を強打する。数分間の意識障害が出現したが周囲の呼びかけにて覚醒し帰宅。その後、食事をとり家族と会話していたが、10時間後、頭痛が出現し再び意識障害がみられた。最も考えられるのはどれか。

  • 脳出血
  • 慢性硬膜下血腫
  • 急性硬膜外血腫
  • くも膜下出血

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解答 3

3. 急性硬膜外血腫

18蜂巣炎について誤っているのはどれか。

  • 上皮組織に発生する急性化膿性炎である
  • ブドウ球菌が原因となる場合がある
  • 波動を触れることはできない
  • 冷湿布は効果的である

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解答 1

1. 上皮組織に発生する急性化膿性炎である

19急性胆嚢炎に対する手術はどれか。

  • 救急手術
  • 待期手術
  • 晩期手術
  • 早期手術

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解答 4

4. 早期手術

20症候性てんかんの原因で誤っているのはどれか。

  • 低血糖
  • 頭部外傷
  • 痙攣
  • 脳炎

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解答 3

3. 痙攣

2129歳女性。急性硬膜外血腫を罹患する。開頭手術のため静脈麻酔を行った。注意しなければならない合併症で誤っているのはどれか。

  • メンデルソン症候群
  • 気道閉塞
  • 呼吸促進
  • 咽頭痛

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解答 3

3. 呼吸促進

2229歳女性。急性硬膜外血腫の手術よりリハビリし無事に復帰する。1週間前に趣味の野山散策をしていたところ古クギを踏んでしまい負傷する。その時は疼痛があったが我慢して帰宅した。しかし、最近になって普段感じない頚部の筋緊張や顔の引きつり、口の開けにくさを感じるようになった。この外傷処置で誤っているのはどれか。

  • 汚染創のデブリドマン
  • 縫合による創の早期閉鎖
  • 筋弛緩薬投与
  • ヒト免疫グロブリン投与

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解答 2

2. 縫合による創の早期閉鎖

23膵頭部癌で出現する可能性があるのはどれか。

  • グレー・ターナー徴候
  • ケルニッヒ徴候
  • クールボアジュ徴候
  • ラセーグ徴候

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解答 3

3. クールボアジュ徴候

24けいれん発作がみられるのはどれか。2つ選べ。

  • 脳炎
  • 脳腫瘍
  • 脳震盪
  • 帽状腱膜下血腫

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解答 1・2

1. 脳炎
2. 脳腫瘍

25正しいのはどれか。

  • 丹毒は黄色ブドウ球菌の感染で発症する
  • ガス壊疽では境界明瞭な発赤を認める
  • 破傷風では悪臭のある滲出液を認める
  • 蜂巣炎では拍動性の疼痛を認める

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解答 4

4. 蜂巣炎では拍動性の疼痛を認める

26外科的感染症と原因菌との組合せで誤っているのはどれか。

  • せつ - 黄色ブドウ球菌
  • 丹毒 - 溶血性レンサ球菌
  • 化膿性骨髄炎 - 黄色ブドウ球菌
  • 梅毒 - 溶血性レンサ球菌

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解答 4

4. 梅毒 - 溶血性レンサ球菌

27誤っているのはどれか。

  • 丹毒は境界明瞭な発疹がみられる
  • せつは手掌には発生しない
  • 膿瘍では波動を触れる
  • ひょう疽は骨に発生する急性化膿性炎である

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解答 4

4. ひょう疽は骨に発生する急性化膿性炎である

28輸血の目的で誤っているのはどれか。

  • 電解質合成
  • 膠質浸透圧維持
  • 酸塩基平衡調整
  • 栄養成分補給

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解答 1

1. 電解質合成

29誤っているのはどれか。

  • 蜂巣炎では切開排膿で治療効果を期待できない
  • 顔面、口唇に発症したせつを面疔という
  • 破傷風では悪臭のある漿液が滲出する
  • ガス壊疽では創の開放が重要である

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解答 3

3. 破傷風では悪臭のある漿液が滲出する

3030歳の男性教師。講義中に大声を出した際に左前胸部痛を感じた。その後、息切れ、呼吸困難も出現したため救急受診した。胸部聴診上、左肺野の呼吸音減弱を認めた。この病態で考えられるのはどれか。

  • 心筋梗塞
  • 食道静脈瘤破裂
  • 肺気腫
  • 自然気胸

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解答 4

4. 自然気胸

3170歳男性。1週間ほど前から足に力が入らなくなり、歩行障害が出現している。また、物忘れも目立ち、最近のことが思い出せない。付き添いの家族に問診した所、2ヶ月前に飲みすぎて転倒し、顔面に損傷を負ったとの事である。この病態で正しいのはどれか。

  • 一過性脳虚血発作(TIA)を繰り返している
  • CT検査にて硬膜下に血腫を認める
  • 側頭骨の骨折を合併している
  • バトル徴候が出現し易い

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解答 2

2. CT検査にて硬膜下に血腫を認める

3245歳男性。交通事故により左の大腿骨骨幹部を骨折し整形外科に運ばれ入院する。翌日、呼吸困難になり、前胸部に点状出血が認められ、意識障害が発生した。考えられる損傷はどれか。

  • 血栓性静脈炎
  • 食道静脈瘤破裂
  • 脂肪塞栓症
  • 外傷性気胸

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解答 3

3. 脂肪塞栓症

33主にブドウ球菌により発生するのはどれか。

  • 破傷風
  • 毛のう炎
  • 丹毒
  • ガス壊疽

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解答 2

2. 毛のう炎

34嫌気性菌による感染症はどれか。

  • ひょう疽
  • 蜂巣炎
  • 破傷風
  • 結核

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解答 3

3. 破傷風

35頭部外傷の急性期にみられないのはどれか。

  • 嘔吐
  • 痙攣
  • 咳嗽
  • 意識障害

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解答 3

3. 咳嗽

36血行性転移はどれか。

  • ウィルヒョウ転移
  • クルーケンベルグ転移
  • シュニッツラー転移
  • 胸膜播種転移

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解答 2

2. クルーケンベルグ転移

37悪性腫瘍の病期分類に関係ないのはどれか。

  • 原発腫瘍の大きさ
  • 腫瘍細胞の異型性
  • 所属リンパ節転移
  • 遠隔転移の有無

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解答 2

2. 腫瘍細胞の異型性

38腫瘍の病期分類に関与するのはどれか。2つ選べ。

  • 腫瘍範囲
  • 患者年齢
  • 転移
  • 家族歴

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解答 1・3

1. 腫瘍範囲
3. 転移

39誤っているのはどれか。

  • 熱傷は機械的損傷である
  • 創傷は機械的開放性損傷である
  • 交通事故では多発外傷の有無に注意する
  • 創傷処置の前に全身状態の把握を行う

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解答 1

1. 熱傷は機械的損傷である

40誤っているのはどれか。

  • 低温により凍傷が発生する
  • 皮膚においてびらんとは皮下組織までの欠損をいう
  • 瘻孔は炎症が原因のことが多い
  • 壊疽とは壊死部に細菌感染を起こしたものである

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解答 2

2. 皮膚においてびらんとは皮下組織までの欠損をいう

41ショックについて正しい組合せはどれか。

  • 体液減少性ショック - 心タンポナーデ
  • 心原性ショック - 心筋梗塞
  • 敗血症性ショック - 熱傷
  • 神経原性ショック - Ⅰ型アレルギー

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解答 2

2. 心原性ショック - 心筋梗塞

42正しいのはどれか。

  • 二次治癒とは清潔な創をそのまま縫合することである
  • 創の洗浄は消毒用エタノールで行うのが良い
  • 擦過傷は乾燥させた方が治癒が早い
  • 創部は閉鎖後48時間立てば開放してもよい

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解答 4

4. 創部は閉鎖後48時間立てば開放してもよい

43熱傷の重症度に関与しないのはどれか。

  • 合併症の有無
  • 損傷部位
  • 性別
  • 年齢

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解答 3

3. 性別

44破傷風でみられないのはどれか。2つ選べ。

  • 閉口障害
  • 痙笑
  • 後弓反張
  • 意識障害

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解答 1・4

1. 閉口障害
4. 意識障害

45循環血液量異常ショックでみられないのはどれか。

  • 末梢血管抵抗増大
  • 心拍数減少
  • 中心静脈圧低下
  • カテコールアミン分泌増加

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解答 2

2. 心拍数減少

プロフィール

西村 雅道

医学博士 柔道整復師 鍼灸師
一社)国際整体協会 和整體学院 インストラクター
和整體学院臨床センター センター長

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